2023年も残すところあとわずかとなった。
今年を振り返ると、複数の大規模プロジェクト成功や資格取得など非常に充実した1年だったと思う。
小さな積み重ねを続けていくことで、大きな成果が得られたのではないかと感じる。
ということで、2023年最後の日に振り返りをしてみたいと思う。
2023年に受験した資格試験の振り返り
今年も忙しい中資格試験にチャレンジしておったのぉ~
今年は3つの資格試験に受験し、2つ合格することができました!
2023年に受験した資格試験とその結果をまとめてみよう。
2023年04月 ネットワークスペシャリスト試験 不合格
2023年11月 G検定 合格
2023年12月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 合格
1)エンベデッドシステムスペシャリスト試験合格!!!
今年一番の成果はエンベデッドシステムスペシャリスト試験の合格だ。
情報処理技術者試験の高度区分の1つで組込みシステムに関する知識と技術が問われる。
今年度の試験より試験方式が変更となり、午後Ⅰ試験は90分で1問解答、午後Ⅱ試験は論述試験に変更となった。
それだけではない。
午前Ⅱ試験の難易度が今年度から上がったと感じる。
従来のように当該試験区分の午前Ⅱ試験過去問題を繰り返し学習すれば楽勝という感じではなくなりつつある。
当該試験区分だけでなく、広く知識を吸収する姿勢が求められるようになったと感じた。
新試験方式1発目で合格できたのは非常に嬉しいし、学習方法のやり方に間違いがなかったことが自信につながった。
2)G検定合格!!!
エンベデッドシステムスペシャリスト試験受験後、1か月程度の期間で準備したG検定。
私は11月試験を受験したが、10月中旬から11月中旬までの1か月の間、平日含めてこれほど努力した月ななかった。
ただ、こちらも短期決戦と決めてから集中して取り組むことで合格に結びつけることができたと自信につながった。
3)ネットワークスペシャリスト試験は不合格
3度目のネットワークスペシャリスト試験は、残念ながら不合格だった。
午後Ⅰ試験で合格基準点の60点に1点届かず、59点で敗戦となった。
1回目、2回目は午後Ⅱ試験で40点台で敗退。
3回目は午後Ⅰ試験で敗退。
結論としては、ネットワークスペシャリストに必要となる基礎知識がまだまだ不足しており、問題文で要求されるような応用力も発揮できなかったことが分かった。
お世話になった参考書
今年の資格試験の学習で使用した参考書はどのようなものがあるのじゃ?
これまで使用してきた参考書を使用しました!
エンベデッドシステムスペシャリスト試験で使用した参考書はこちら。
組込みエンジニアの教科書を再読し、まずは組込みシステムの基礎知識を習得する。
そのインプットを前提に翔泳社のうかる!シリーズを読込むことで、かなり理解が深まった。
これらのインプットをもとに、うかる!シリーズとiTECの重点対策本で旧午後Ⅰ試験と午後Ⅱ試験の問題を何度も繰り返し、解答プロセスや問題を通じた疑似体験、間違ったところの解説読込によるインプット学習を積み重ねた。
そして、論文対策はみよちゃん本を引っ張り出した。
私は組込みエンジニアではないため、ITストラテジスト領域である企画系の問題に絞り込んだ。
そのうえで、論述演習をひたすら繰り返しながら精度を高めていった。
論文対策は自分の振り返り用としてブログにもまとめた。
このブログ記事はかなり好評のようで、いろいろな方に読まれたのも嬉しかった。
いくつか紹介したいと思う。
G検定については、以下の2つの参考書を利用した。
G検定も基礎知識がない状態からのスタートだったため、まずは公式テキストを何度も読込み、基礎知識の習得を行った。
そのうえで、問題集を利用して多くの演習問題をこなした。
G検定は非常に広範囲から出題されるだけでなく、機械学習の手法や歴史、活用事例などしっかりと基礎を抑えた上で解答しないと解けない問題が多い。
問題集を何度もこなすことで、単純に用語を覚えたレベルから活用するレベルに引き上げる必要がある点がこの試験の難しさを感じる点であった。
最後はネットワークスペシャリスト試験。
ネットワークスペシャリスト試験は、瀬戸美月先生の徹底攻略シリーズでまずは基礎知識を習得しつつ、通勤時間などのスキマ時間で左門先生のネスペ教科書を読んでインプット学習を進めた。
(左門先生のネスペ教科書は薄い参考書で持ち運びに便利だったため)
インプット学習後は、左門先生の最も詳しい過去問解説シリーズをやりこんだ。
特に、令和元年度、平成30年度、平成29年度、平成27年度あたりを中心に何巡も繰り返した。
しかし、結果は午後Ⅰ試験敗退。
初見問題に太刀打ちできる基礎知識と応用力が足りなかったことが敗戦の原因と考える。
小さな積み重ねを続けることの重要さを再認識した
一年を通じて成長したと思う点はなんじゃったかの~
積み重ねを続けることが大きな夢を掴むことにつながることを再認識できました!
2019年に受験したITストラテジスト試験に合格してからは、情報処理技術者試験の合格からは遠ざかっていた。
苦しい時もあったが、それでも不合格原因を分析しながら、それを改善しようとプロセスを改良し続けながら学習を続けた。
そして、4年ぶりに情報処理技術者試験に合格することができた。
G検定もそうだったが、やはりしっかりと積み重ねを続けることが重要であり、最後まで諦めないことの重要性を改めて認識することができた。
不合格になったり苦しい状況から逃げ出すなど、投げ出すことは簡単である。
でも、結局はその時点で自分に足りないから合格できなかったということなのだ。
だからこそ、合格に達するまであと一歩のところで投げ出すのはもったいない。
前を向いて継続することで、いつか必ず成果が出るのだということを信じることを再認識できた。
上がらない雨はない。
抜け出せないトンネルなどない。
費やした時間は必ず報われる。
私自身、そしてこの記事を読んでいるあなたが花開くのは、花開くための努力があってのことなのだ。
まとめ
今年はいくつもの大型プロジェクトを成功させながらの自己啓発だったこともあり、資格試験は3つの挑戦にとどまった。
それでも2勝1敗と勝率66.7%という結果だったし、国家試験にも合格できた。
これは十分すぎる結果ではないかと思う。
2023年の取り組みを2024年にも引継ぎ、継続して小さな積み重ねを続けていきたいと思う。
最後に今回の内容をまとめてみたいと思う。
- 仕事と自己啓発を両立しながら共に成功することができた
- 資格試験は2勝1敗(勝率:66.7%)
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験(国家試験)に合格できた
- 1か月程度の短い期間でG検定に合格することができた
- ネットワークスペシャリスト試験は残念ながら不合格だった
- 最後まで諦めない、継続することが一番大事!
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