令和6年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験に不合格となり、知識のアップデートが急務と感じた。
秋期では情報処理安全確保支援士試験を受験予定だが、この試験でもセキュアプログラミングなどのプログラム問題が出題される。
これらを踏まえて、短期決戦として基本情報技術者試験を受験することにした。
基本情報技術者試験の概要
基本情報技術者試験とはどのような試験なのかのぉ~
IPAが主催するレベル2の国家試験です!
私が基本情報技術者試験に合格したのは、大学3年生のとき。
もう20年以上前の話になる。
当時は春と秋の年2回のみの試験で午前試験80問、午後試験プログラム言語の問題などが出題された。
もちろんペーパー試験だった。
現在は、大きく変わりCBT試験でいつでも受験することが可能になった。
試験方法は、科目A(知識問題)と科目B(疑似言語+セキュリティ)に分かれ、知識問題と技能問題に解答して一定水準を満たすか否かで評価される。
現行試験の概要は以下のとおりだ。
科目A
試験時間 :90分
出題形式 :多肢選択式(四肢択一)
出題数 :60問
解答数 :60問
問われる内容:知識に関する内容
合格基準 :600点/1,000点満点
科目B
試験時間 :100分
出題形式 :多肢選択式
出題数 :20問
解答数 :20問
問われる内容:技能に関する内容
合格基準 :600点/1,000点満点
また、基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門に位置付けられる試験である。
IPAでは、この試験区分で求める対象者像などを以下のように定義している。
詳細は公式HPに記載があるため、こちらも参照して欲しい。
基本情報技術者試験の受験動機
既に合格している試験区分に再挑戦する理由はなんじゃ?
基礎知識のアップデートのためです!
別記事でも記載したが、ITの世界では技術の発展が非常に速い。
また、ネットワークスペシャリスト試験に不合格となり、基礎知識がまだまだ足りないと痛感した。
そこで、以下の理由で基本情報技術者試験を受験することにした。
- 科目Aで問われる知識問題を通じて、基礎知識のアップデートを図る
- 疑似言語の学習を通じて論理的思考能力をアップデートする
- 秋期の情報処理安全確保支援士に繋げるためにセキュリティの基礎を学びなおす
先にも述べた通り、基本情報技術者試験に合格してから20年以上経過している。
その間に、高度区分をいくつも合格してきているが、基本情報技術者試験は出題範囲が広く、網羅性がある。
ここを上手く活用して、基礎知識と論理的思考能力をアップデートする。
そして、基本情報技術者試験の科目Bでは、20問中4問がセキュリティの問題である。
基本情報技術者試験レベルのセキュリティ問題が解けなければ、情報処理安全確保支援士試験の午後試験は論外だと思っている。
ここもうまく活用して、秋期試験に備えたセキュリティの基礎固めを行う。
基本情報技術者試験の学習方法
基本情報技術者試験の学習方法はどうやって進めるのかのぉ~
原則公開問題と過去問題中心の学習です!
基本情報技術者試験の受験者は、これからITを学ぶ人や既にITに関わっている人など、様々な立場・状況の方で構成される。
そのため、万人受けする学習方法は存在しないと考えている。
しかし、効率よく学習するためには過去問題と公開問題を活用する必要がある。
科目Aと科目Bで学習方法が異なってくるため、順番に説明していこうと思う。
1)科目A試験対策
午前問題は、以下の範囲から赤枠部分のレベルの知識が60問出題される。
かなりの広範囲のため、時間がある方は参考書によるインプット学習から始めるでもよいが、時間がない方は過去問題中心のアウトプット学習をお勧めする。
その際に役立つサイトがこちら。
過去問道場では、2,860問という膨大な問題と解説が提供されている。
そのため、解けば解くほど理解が深まると同時に出題傾向がつかめてくるので一石二鳥である。
2)科目B試験対策
科目Aと異なり、アルゴリズムなどの学習が必要になってくる。
実際のプログラムによる出題はないが、疑似言語による穴埋め問題が出題される。
まずは、アルゴリズムの基礎を押さえて公開問題で力試しをするというステップが良いと考える。
そのうえで非常に有益なYouTubeチャンネルを紹介しよう。
アルゴリズムの基礎を押さえて公開問題がある程度理解が進んだら、過去問演習をこなしていこう。
過去問演習によるアウトプット学習ではこちらの書籍がおすすめである。
情報処理技術者試験の受験に慣れている方やIT業界の方はこれだけでも十分合格を目指せる。
しかし、IT初学者の方またはIT業界を目指している方はこれだけでは正答率が上がらずにモチベーションが下がるリスクがある。
そこでお勧めしたいのが通信教材である。
川口春奈さんがCMしているSTUDYing(スタディング)は、非常にわかりやすくお勧めである。
ITパスポート試験や上位資格である応用情報技術者試験対策などもあり、講師陣も優れているからだ。
スマホを活用できるため、スキマ時間で科目A対策や科目Bのセキュリティ問題の対策を進めることもできるし、時間があるときは科目Bの疑似言語問題をしっかりと学ぶことができる。
実際にSTUDYing(スタディング)を活用している受講生の方の多くはIT未経験者。
書籍ではどうしても活字から理解していく必要があり、不明点も解決しにくい。
そこで動画による視聴により、目で見て耳で聞き、不明点はAIサポートを受けることができる。
このように、圧倒的な情報量とサポートによって合格を勝ち取ることができる。
まとめ
今回は基本情報技術者試験の概要、受験動機、学習方法についてまとめてみた。
最後に本日のまとめを行いたいと思う。
- 基本情報技術者試験は科目Aと科目B試験に分かれる
- 試験はCBT形式でいつでも受験可能
- 受験動機は基礎知識と論理的思考能力のアップデート、秋試験の準備のため
- 学習方法はYouTubeやSTUDYingによる動画の活用と過去問演習
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