昨日、令和4年度 秋期 情報処理技術者試験が行われた。
受験された方は如何でしたでしょうか?
私は、午前Ⅰ、午前Ⅱは突破したものの午後Ⅰが太刀打ちできなかった。
今回の締めくくりとして、毎月恒例の受験記録をまとめてみる。
9月の学習計画
私の課題克服月間として設定した。
具体的には、以下3点。
- 50点以下だった過去問を点数の悪い順に実施する(午後Ⅱ、午後Ⅰ)
- 解答時間の安定化のために小問ごとに目標時間を決めて取り組んでみる(午後Ⅱ、午後Ⅰ)
- 午前過去問演習で間違った問題のみを集めて再度解く
こっちに詳細書いてあるので参考にしてみてね!
9月以降の学習実績
計画以上に達成できたと思う。
というのも、今回は午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱ対策だけではなく、午前Ⅰ対策も必要だからだ。
高度区分合格後の免除制度適用期間が終了し、今回は午前Ⅰ試験から受験しなければならない。
ここを通過しないと次回また午前Ⅰ試験からの受験となってしまうからだ。
ということで、実績をまとめてみたいと思う。
- 午前Ⅰ試験
- 令和3年度 秋期 23/30(正答率:76.7%)
- 令和2年度 秋期 25/30(正答率:83.3%)
- 令和2年度 秋期 28/30(正答率:93.3%) ※2回目
- 令和元年度 秋期 18/30(正答率:60.0%)
- 平成31年度 春期 28/30(正答率:93.3%)
- 平成31年度 春期 30/30(正答率:100.0%) ※2回目
- 平成30年度 春期 25/30(正答率:83.3%) ※2回目
- 平成30年度 春期 28/30(正答率:93.3%) ※3回目
- 平成29年度 春期 28/30(正答率:93.3%) ※2回目
- 平成28年度 春期 26/30(正答率:86.7%)
- 平成28年度 春期 28/30(正答率:93.3%) ※2回目
- 平成27年度 春期 25/30(正答率:83.3%) ※2回目
- 平成26年度 春期 28/30(正答率:93.3%) ※2回目
- 午前Ⅱ試験
- 令和2年度 秋期 20/25(正答率:80.0%) ※2回目
- 平成31年度 春期 25/25(正答率:100.0%) ※2回目
- 平成30年度 春期 22/25(正答率:88.0%) ※2回目
- 平成29年度 春期 22/25(正答率:88.0%) ※2回目
- 平成28年度 春期 22/25(正答率:88.0%) ※2回目
- 平成27年度 春期 24/25(正答率:96.0%) ※2回目
- 午後Ⅰ試験
- 令和3年度 秋期 問1 4/8(想定得点:50点前後)
- 令和3年度 秋期 問1 6/8(想定得点:75点前後) ※2回目
- 令和3年度 秋期 問2 8/8(想定得点:100点)
- 令和2年度 秋期 問1 4/7(想定得点:55点前後) ※2回目
- 令和2年度 秋期 問2 7/9(想定得点:75点前後) ※2回目
- 平成30年度 春期 問1 6/6(想定得点:100点) ※2回目
- 平成30年度 春期 問2 9/10(想定得点:90点前後) ※2回目
- 平成29年度 春期 問1 7/7(想定得点:100点) ※2回目
- 平成29年度 春期 問2 11/11(想定得点:100点) ※2回目
- 平成28年度 春期 問1 8/9(想定得点:85点前後) ※2回目
- 平成28年度 春期 問2 11/11(想定得点:100点) ※2回目
- 平成26年度 春期 問1 6/10(想定得点:60点前後) ※2回目
- 平成26年度 春期 問2 5/9(想定得点:55点前後) ※2回目
- 平成23年度 春期 問1 7/7(想定得点:100点) ※2回目
- 平成23年度 春期 問2 8/8(想定得点:100点) ※2回目
- 午後Ⅱ試験
- 令和3年度 秋期 問2 10/18(想定得点:55点前後)
- 平成31年度 春期 問2 11/15(想定得点:75点前後) ※2回目
- 平成30年度 春期 問2 8/14(想定得点:55点前後) ※2回目
- 平成29年度 春期 問2 12/16(想定得点:75点前後) ※2回目
- 平成27年度 春期 問2 15/18(想定得点:85点前後) ※2回目
- 平成25年度 春期 問2 8/15(想定得点:55点前後) ※2回目
- 平成23年度 春期 問2 3/13(想定得点:25点前後) ※2回目
本試験受験後の感想
天気が優れず、気温が低い中で行われた。
10/9(日)に実際に受験して感じた感想を述べる。
- 午前Ⅰ試験
例年通りの難易度だったように感じる。 - 午前Ⅱ試験
新出問題が半分以上出題されたのでは?と思うくらい初見問題が多かった。
初見問題と思われる問題は、以下の通り。
問2、問3、問5、問6、問8、問9、問11、問12、問14、問16、問17、問18、問20、問22、問24
個人的な感想ではあるが、応用情報技術者試験のエンベデッドシステムに関する午前問題のうち、難易度が高めの問題を繰り上げてきたような印象を持った。 - 午後Ⅰ試験
問1と問2を選択。
問1は難易度が平均的だったような気がする。
パワーアシストスーツに関する問題は、他の試験区分の本試験で解いた記憶がありイメージも比較的湧きやすかった。
計算問題が設問2の(3)で出題されるものの、それ以外は比較的素直な設問でありスムーズに解くことが出来たような気がする。
問2は競泳計時システムに関する問題で、こちらは非常に難しかった。
まず、一般的に触れるものではないためイメージがつかみにくかった。
しかも、システムの性質上非常に正確なタイム測定が求められ、審判計時機のタイマー部の仕様が全く把握できない状態だった。
タスク処理概要の穴埋めは問題文を追って埋めることができたが、設問1、設問3が本当に難しかった。 - 午後Ⅱ試験
問2を選択。
こちらも難易度は平均的だったような気がする。
設問1と設問2は素直な問題が多く、問題文をよく読めば解答を導くことができる小問が多かったと思う。
一方で、設問3は意外と難しかった。
既存のタスク処理概要とにらめっこしながら機能追加の仕様をどのように盛り込んでいくかという流れになる。
しかし、解答を一意に特定しにくい問題やこんなに文字数必要かなと思わせる悩ましい小問が多かった印象だ。
本試験問題は既にIPAのホームページに掲載されているので、参考にしてほしい。
本試験後の自己採点結果
当日20時ごろにIPAのホームページに午前Ⅰ試験および午前Ⅱ試験の解答例が掲載された。
自己採点の結果は以下の通り。
午前Ⅰ試験:23/30(正答率:76.7%)
午前Ⅱ試験:19/25(正答率:76.0%)
これで、午前Ⅰ試験の2年間免除が確定した。
また、午前Ⅱ試験までは通過したため、午後Ⅰ試験の採点の土俵に上がることができた。
今回の試験は午後Ⅰ試験が特に難しかったのではと思われ、ここが合否を左右すると思われる。
そのように思う根拠は以下の通り。
- 国家試験のため試験区分ごとに合格率をある程度一定にする必要がある
- 午後Ⅱ試験の難易度が平均的だったため合格基準点を通過した受験生が多数いると思われる
- 午後Ⅰ試験である程度ふるいをかけないと午後Ⅱ試験通過者が多数発生する
午後Ⅰ試験か午後Ⅱ試験で調整が加わることを考えると、以下のいずれかになると考える。
<想定1>
午後Ⅰ試験を上方調整して一定数以上を通過させ、午後Ⅱ試験で下方調整する。
<想定2>
午後Ⅰ試験は調整なしで通過させ、午後Ⅱ試験で通過者を一定数程度になるよう調整する。
合格発表までのスケジュール
令和4年度 秋期 情報処理技術者試験の合格発表までのスケジュールが公開された。
合格発表日は「12/22(木) 正午」とのこと。
これまではだいたい金曜日の発表だったことから、今回の試験実施タイミングと言い、合格発表と言い少し変わったことは間違いない。
結果発表まで待つしかないが、出た結果に対しては真摯に受け止めたいと思う。
令和5年度 春期試験に向けて
今回のエンベデッドシステムスペシャリスト試験で午前1試験免除制度を勝ち取ることに成功した。
よって、令和5年度 春期試験は、ネットワークスペシャリスト試験を受験しようと思う。
一方で、高度区分の午後Ⅰ試験の解答に要する時間が試験時間内に対応できなくなってきているようにも感じる。
基礎知識が不足していたり、試験に合格する癖が少し遠退いていたりするのではとも感じる。
一度難易度を落として、応用情報技術者試験を受けた方がいいのかなとも思いだしてきた。
少し考えたいと思う。
方針が決まり次第、また勉強記録や当該試験の過去問解説などをブログにアップしていこうと思う。
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