秋に実施される情報処理技術者試験の試験区分にコンプリートしたため、今後は知識のアップデートをしながら読者の方に有益な情報をお届けできるようにしたいと考えている。
令和6年度秋期試験は情報処理安全確保支援士の受験を決意。
この記事では、受験動機と学習状況、6月に向けての学習計画についてまとめてみたいと思う。
情報処理安全確保支援士試験の受験動機
すでに秋に行われるIPA試験はすべて合格したのではなかったかのぉ~
確かにそのとおりです。
今後は知識をアップデートしたり試験対策情報をお届けするために受験することにしました!
まずは、情報処理技術者試験の秋期に行われる試験区分を確認してみよう。
秋期試験で実施されるのは、上記試験区分の赤枠で囲まれた6区分である。
その中で、情報処理安全確保支援士はサイバーセキュリティに関する専門家としての知識と経験を評価する試験区分である。
サイバーセキュリティに関しては、日々新たな脅威が誕生し、脆弱性対策などのセキュリティ対策が求められ、継続的なスキル習得が求められる。
私自身もセキュリティは重要と考えており、過去にこの試験区分の前進となる以下の試験を受験し、合格している。
- 情報セキュリティアドミニストレータ試験(2008年12月 合格)
- 情報セキュリティスペシャリスト試験 (2011年12月 合格)
情報処理技術者試験全般に言えることだが、セキュリティの重要性が問われるようになり、サイバーセキュリティに関する出題が増えた。
実際に、これまでの他の試験区分の学習を通じてサイバーセキュリティに関する内容にも触れてきた。
しかし、サイバーセキュリティに関する専門知識にどっぷりつかっていたのは2011年までのこと。
最新のサイバーセキュリティに触れて知識をアップデートしないとついていけないと危機感を覚えた。
なお、他の試験区分も継続的なスキル習得が必要になるものの、サイバーセキュリティと比較すると比較的固定化された考え方が通用する。
このような点も踏まえて、情報処理安全確保支援士を受験することに決めた。
情報処理安全確保支援士試験の概要
情報処理安全確保支援士の概要について教えて欲しいのぉ~
この試験の概要は私の過去の記事を確認してください!
情報処理安全確保支援士試験の概要は、IPAの公式HPにまとめられている。
この情報をまとめた記事を投稿しているので、まずはこちらを参考にして欲しい。
IPAが公表している試験概要はこちら。
情報処理安全確保支援士試験の学習状況:5月末時点
情報処理安全確保支援士試験の受験動機はわかった。
おぬしの学習方法と学習状況について教えて欲しいのぉ~
わかりました!
まず、5月は瀬戸美月先生の徹底攻略シリーズを利用してインプット学習を進めている。
この参考書を選んだ理由は以下のとおり。
- ネスペ対策に利用していた参考書も瀬戸美月先生の徹底攻略シリーズだった
- ネスペと情報処理安全確保支援士の関係性が強く、同著者の本の方が効率が良いと判断した
- 基礎知識の習得だけでなく知識の定着度合いを評価するための演習問題が豊富
- 解説付き過去問題が13回分もついているため、過去問演習としても非常に有効
私の場合は、上記の理由でこの書籍を選択した。
ある程度吟味したうえで選んでいるため、おすすめできる書籍だと自負している。
しかし、参考書選びだけは受験者の皆様に合うものを選んで欲しいと考えている。
初学者なのかセキュリティに関する知識と経験があるのか、高度区分初受験者かすでに高度区分保持者かなど、受験者の皆様の置かれている状況によっても使う参考書が変わってくるからだ。
学習状況については、以下のとおり。
第1章:情報セキュリティとは 1週目読込み完了
第2章:情報セキュリティマネジメント 1週目読込み完了
第3章:ネットワーク基礎技術 1週目読込み完了
第4章:情報セキュリティ基礎技術(暗号化、認証) 1週目読込み完了
第5章:情報セキュリティ基礎技術(アクセス制御) 1週目読込み中
第6章:情報セキュリティ実践技術 未読
第7章:サイバー攻撃 未読
第8章:マルウェア対策 未読
第9章:システム開発とセキュアプログラミング 未読
おおよそ半分ぐらいのところまで読込み、基礎知識のインプット学習を進めている状況である。
ただ、やはり2011年までに積み重ねた学習内容は半分程度は使いものにならなかった。
例えば、第2章の情報セキュリティマネジメントの部分では、私の感覚的に当時の7割程度が新しい用語や規格に置き換わっている印象である。
また、第4章の情報セキュリティ基礎技術(暗号化、認証)についても同様であり、新しいネットワーク技術やクラウドなどの登場により、新たな脅威に対抗するためのセキュリティ技術が登場している。
この感じからすると、第5章以降もしっかりと学び直さないと、サイバーセキュリティに関する知識が古いままの状態になると強く感じている。
こういった観点でも、過去に取得したからもう勉強しなくていいやになってはいけないのだなということを学ぶことができた。
情報処理安全確保支援士試験の学習計画:6月
この試験区分を選択したことで新たな知識が身についているようじゃのぉ~
6月はどのように過ごす予定かのぉ~
6月も継続してインプット学習を中心に実施していこうと思います!
6月の学習計画としては、前述した徹底攻略シリーズの1巡目を読破する予定である。
第1章:情報セキュリティとは 1週目読込み完了
第2章:情報セキュリティマネジメント 1週目読込み完了
第3章:ネットワーク基礎技術 1週目読込み完了
第4章:情報セキュリティ基礎技術(暗号化、認証) 1週目読込み完了
第5章:情報セキュリティ基礎技術(アクセス制御) 1週目読込み完了予定
第6章:情報セキュリティ実践技術 1週目読込み完了予定
第7章:サイバー攻撃 1週目読込み完了予定
第8章:マルウェア対策 1週目読込み完了予定
第9章:システム開発とセキュアプログラミング 1週目読込み完了予定
そして、1巡目の読み込みが完了したら、アウトプット学習に切り替える予定である。
アウトプット学習としては、他の試験区分対策と同様に過去問演習を中心に行う。
過去問演習を通じて自分の実力を客観的に評価する。
客観的に評価した結果、不正解となった問題や弱点だと感じる部分のインプット学習を行う。
基礎知識の理解を深めたら、改めて過去問演習を行う。
この流れを繰り返していこうと考えている。
まとめ
今回は受験動機、5月までの学習状況、6月の学習計画についてまとめてみた。
最後に本日のまとめを行いたいと思う。
- 受験動機はサイバーセキュリティに関する知識のアップデートと有益情報発信のため
- 5月はインプット学習が中心
- 使った参考書は瀬戸美月先生の徹底攻略シリーズ
- 6月もインプット学習を継続して、まずは1巡目を読破する
- 1巡目の読破完了後は過去問題を使ったアウトプット学習を行っていく予定
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