情報処理技術者試験の学習時間の作り方

情報処理技術者試験

情報処理技術者試験に合格するためにはある程度の学習時間が必要である。

だが、学校や仕事、プライベートなど他にもやらなければならないことがたくさんある。

このような状況下でも情報処理技術者試験に合格するためにはどうすればよいかを考える必要がある。

そこで今回は、忙しいあなたのために「学習時間の作り方」について書きたいと思う。

最優先は資格試験ではないことに注意!

Ys
Ys

情報処理技術者試験に限らずだが、資格試験を最優先にしてはいけないよ!

情報処理技術者試験に限らずだが、資格試験を受験しよう決意したあなた。

この時点で大きな一歩を踏み出せている証拠

この先もいくつものハードルを越えていく必要があるものの、自分の時間を投資しようとした時点で素晴らしいと思う。

だから、あなたの周囲の方と比較しても一歩先を歩んでいると胸を張ってよい

ただし、注意した方が良いことが1つある。

それは、資格試験の合格を第一優先として考えない方が良いと思っている

師匠
師匠

そのような言い方をするということは、何か失敗でもしたのかのぉ~

Ys
Ys

失敗とは言わないですが、少し後悔が残ってます

時間は有限であり、その時々でしかやれないことがある。

あなた自身が今この瞬間に最優先で取り組むべきことはなにか?をしっかりと把握することが重要だ。

そのうえで、資格試験も目指すなら時間を上手く創出し、積み重ねていく方が良いと考えている。

私の場合、振り返ると頑張ってきてよかったなと強く思う反面、もう少し大切な人と過ごすなどに時間を割けばよかったなと若干後悔している部分がある。

なぜそう思うのか。

それは、高校時代にまでさかのぼる。

高校3年生の時に初めて受験した情報処理技術者試験。

そこでコテンパンに打ちのめされて、見事に「不合格」だった。

だが、ここでなぜか諦めずにやる気が沸き起こってきた。

高校や大学の授業が終わると、暇さえあれば情報処理技術者試験の勉強をしていた。

この勉強時間は実に楽しかった。

この背景には、システムエンジニアになりたいという夢を叶えるため、そして、授業でも必要な勉強だったからだ。

そして、大学3年生でようやく基本情報技術者試験に「合格」した。

努力し続けたことが第3者(国)に認められ、合格証書を手にしてそれを実感した。

それが非常に嬉しくもあり、味を占めたのか、さらに高度区分の試験に挑戦し続けている。

この行動によって、学業や就職活動、社会人になってシステムエンジニアとして生きていく分にはやりやすかった

一方で、サークルや友達付き合い、バイトなどいろいろと学生時代だからこそ存分に時間を注ぐべきときに注いでこなかった

だから、人付き合いや異世代との交流、旅行や恋愛などが圧倒的に少なかった。

私の考え方として、「人生において過去にやってきたことに一切の無駄はない」と思っている。

不合格経験があるから、粘り強く継続する力が身についたり、さらに勉強する時間を与えられたりする。

合格経験があるから、自信がつき、さらにステップアップしたり、周りから頼られたりする。

失敗や後悔があるから、将来そうならないように注意が働くようになる。

どんな経験も全て大人になってから役に立つのである。

今この瞬間に必要と思うことに時間を使い、自己実現のために努力する時間を創出する

このバランスが重要なのだと考えている。

平日の忙しいときはスキマ時間を有効活用しよう

Ys
Ys

その瞬間に大事だと思うことを第一優先にしたら、いつ勉強すればいいの?

スキルアップのための自己啓発が大切なことはわかった。

確かに大切なことであることは分かるけど、学業や仕事、プライベートなどで忙しいと考えているあなた。

ちょっと考えてみて欲しい。

平等に与えられた時間の中で条件が似ている人でも努力して難関資格に合格する人は確実に存在する

忙しい状況下でも時間を創出して積み重ねるかそうでないかの違いなのだ。

人生において、過去にやってきたことに無駄は一つもないと前述した。

ただ、誤解してはならない。

それは、「それを今やる必要があるかどうか」ということだ。

例えば、このような時間だ。

  • 通勤・通学の移動時間で仮眠をとっている
  • 暇さえあればスマホで動画の視聴やゲームをしている
  • サークルや仕事の飲み会に100%出席している
  • 戦略的ではない昼寝をしている

他にもいろいろとあるだろう。

Ys
Ys

私も非効率な時間をたくさん生み出してました、、、

睡眠、娯楽、人間関係構築のための飲み会などどれも大事である。

しかし、状況と優先順位を考えてそこの時間の一部を学習時間に変える勇気が必要だ。

通勤・通学の移動時間は参考書を読む時間に変える、スマホ時間を少し減らして過去問題を解く時間に充てる、飲み会の回数を少し減らしてその分自分の苦手な部分を克服する時間にするなどである。

また、「朝活」も良い

間の脳は、朝に学習したほうが学習効率が非常に高いといわれている

少し生活のリズムを朝方にシフトし、1日30分の学習時間を確保しよう。

そして、仮にこれを1年間続けたとする。

すると、30分/日 × 365日 = 10,950分/年 ⇒ 182.5時間 の学習時間が捻出できる。

また、学習時間の創出はなにも机に向き合うだけではない。

通勤・通学時の移動時間もスキマ時間になり、学習時間の創出につながる。

このような環境下ではスマフォを使った学習がおすすめだ。

特に私がおすすめするのは「スタンディング」である。

スタンディングは、中小企業診断士や司法書士などの対策講座で有名だが、情報処理技術者試験も定評がある。

現在は、ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、ITストラテジスト、データベーススペシャリストに対応しており、一部の対策講座ではキャンペーン中だ。

スキマ時間にスマフォを見るなら、このような対策講座を受講することをお勧めする。

そして、情報処理技術者試験の学習を通じて基礎知識、応用力、ヒューマンスキルなど様々なものが得られる。

あなたのペースに合わせて学習時間を創出し、積み重ねを継続することが非常に重要だ

昨日の自分よりも1mmでも前進することができれば、その時点で「成長」しているのである

休日はしっかりと時間を確保して対策しよう

Ys
Ys

平日のスキマ時間だけでは残念ながら足りないので、休日にしっかりと積み重ねよう

休日はしっかりと時間を確保して学習するようにしよう

人間には24時間与えられている。

このうちの4~6時間程度を情報処理技術者試験の学習時間に充てよう

この時間設定には意味がある。

本試験の試験時間だ。

本試験当日は、最長で9:30~16:30までの7時間拘束される。

休憩時間を差し引くと、5時間はぶっ通しで問題を解く時間となる。

本試験で長時間耐えられるようにするためには、できるだけ早いタイミングから訓練すべきだ

それが、この休日の学習時間にリンクしている。

ただ、忘れないで欲しい。

休日に4~6時間程度勉強しても、まだ18時間以上は自分の時間として使える。

睡眠時間を考慮しても10時間以上も自分の時間として使えるのだ。

しっかりと確保した時間の中で、過去問演習などのアウトプット学習をがっつり進めていこう。

休息も大事な試験対策

Ys
Ys

頑張り過ぎには要注意!休むこともとても大事な試験対策だよ!

情報処理技術者試験は、学習を始めてから本試験が終わるまで長期間におよぶ。

この期間は受験生の状況にもよる。

長い受験生だと、半年~1年程度の期間が必要となる。

平日はスキマ時間を創り出して学習し、休日はしっかりと確保した時間の中で対策を進める。

これを受験生が必要と考える期間継続する必要がある

ただ、時には休息も必要だ。

たとえば、のんびりと旅行に出かけることや少しセーブしていた自分時間を一時的に解放するなどだ。

常に全力投球し続けられればそれに越したことはない。

しかし、皆さん人間でありロボットではない。

長期間におよぶ学習時間の中で数日くらい休息日を作ってリフレッシュしても全然問題ない

むしろ、休息することでより効率が上がることだってある。

モチベーションやコンディションを徐々に上げていき、本試験当日に絶好調の状態にもっていく。

この右肩上がりの状況を創り出すためには、絶対に休息も必要になる。

少し疲れてきたなと思ったら、しっかりと休むようにしよう

まとめ

今回は情報処理技術者試験の学習時間の作り方について書いてみた。

本日の内容をまとめる。

  • 情報処理技術者試験の学習を第一優先にしなくても良い
  • 平日はスキマ時間を創ってインプット学習を中心に行う
  • スキマ時間はスマフォでも受講可能な「スタンディング」を活用しよう
  • 休日は4~6時間程度の時間を確保してしっかりとアウトプット学習を行う
  • 疲れてきた時はリフレッシュすることも試験対策の1つ
  • モチベーションやコンディションは右肩上がりになるように意識しよう

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