情報処理技術者試験は1日を通した長丁場の試験。
実は受験票に記載の持ち物以外にも必要なものがある。
今日はその点をまとめてみたいと思う。
試験時間に机の上に置けるもの
最優先すべきは受験時に机の上におけるものを忘れないこと!
上記は受験票①の裏面の写真だ。
ここの冒頭に「机上に置けるもの」が明記されている。
机上に置けるのは以下のみである。
- 受験票①
- 受験票② ※顔写真付き
- 黒鉛筆またはシャープペンシル
- 鉛筆削り
- 消しゴム
- 定規
- 時計
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
- 目薬
まず、前日までに受験票②に顔写真が貼ってあることを確認してから試験当日を迎えよう。
受験票②に顔写真を貼っていない場合、試験監督員は絶対に試験を受けさせてくれない。
あと、上記以外のものを置いたら試験監督員に注意される。
試験前にチェックされるが、試験中にこのようなチェックが入ると集中力が途切れる。
特に時間との勝負になる午後試験でチェックされようものなら相当な時間のロスになる。
このような事態にならないように、ルールに従って受験しよう。
時計には細心の注意を払おう
時計の準備は念入りにしないと想定外の注意を受けるぞ!
机上に置けるもののうち、「時計」は細心の注意を払おう。
まず、アナログ時計かG-SHOCKなどのシンプルなディジタル時計のみが利用できる。
スマフォ、ウェアラブル端末はNGなのである。
スマフォは試験開始前に電源を切るように指示されるが、問題はウェアラブル端末だ。
Apple WatchやFitbitなどの通信機能を持つものは全てNGと思った方が良い。
令和4年度 秋期試験を受験した際に、私の近くで受験していた方がApple Watchのようなウェアラブル端末を着用していたために、試験監督員および役員の確認が入っていた。
その方は失格扱いになり、退室された。
あと、もう一つ。
ダメではないが、安物のコンパクトアナログ置時計も控えた方が良い。
理由は、針の音がうるさいからだ。
試験監督員からは注意されないが、周りから結構白い目で見られる。
これは、過去の私の経験である。
試験当日にいつも愛用しているディジタル時計を忘れたことがあった。
この時、近くのコンビニで急遽買って持ち込んだが、「カチ、カチ・・・」と静かな受験室に響き渡ったのを記憶している。
そこまで強くないメンタルの私は、時計の音が気になって受験に支障が出た。
周りからも冷ややかなまなざしを感じた。
あなたにはこういう経験をして欲しくないので、事前に普通以上の腕時計を準備しておこう。
試験会場の時計をあてにしてはならない
試験会場に時計がないことって普通によくあるから注意しよう!
時計の制約があるのであれば、いっそのこともっていかないという選択肢を考える方がいるだろう。
たしかに、試験会場の多くは高校や大学が多い。
でも、試験会場に時計がある前提の考え方は止めた方が良い。
私は、20年以上情報処理技術者試験を春秋受け続けている。
色々な会場でお世話になっているが、以外にも小学校のように時計がある試験室は少ない。
私が受験した試験会場がたまたま時計がなかったというだけかもしれない。
しかし、裏を返せば私のように時計のない環境を与えられる可能性があるということだ。
時計も重たいものでもかさばるものでもないので、絶対に持参するようにしよう。
忘れてはならない必需品①:上履き
外履きでOKか土足禁止かを受験票でしっかりと確認しておこう!
試験会場によっては、「土足禁止」と表記されいている会場がある。
この会場に割当たった受験生は、普段履いている靴のまま試験会場内に入ることができない。
忘れると靴下を履いたままの受験となるが、絶対にやめよう。
理由は「トイレ」だ。
不衛生感にかられ、受験どころではなくなるからだ。
受験票①に受験会場を示す地図が掲載されている。
この地図の枠内に「土足禁止」という記載があるかどうかをしっかりと確認しておこう。
忘れてはならない必需品②:体温調整できる服装
受験日が4月、10月であることを意識した服装を準備しよう!
試験当日は、体温調整ができる服装で試験会場に向かおう。
具体的には寒い時に羽織れて、暑い時に脱げる着こなしにしよう。
前回投稿した記事にも書いたが、情報処理技術者試験は4月と10月に行われる。
雨天だと常に寒く、晴天だと初夏のように暑くなったりする。
このように、寒暖差が激しい時期に行われるため、体温調整の対策が必要になるということだ。
また、最近では新型コロナウィルス感染症予防対策として、常に換気のために窓が開いている。
外は暖かい気候でも、風が冷たいと体温を奪っていく。
こういう状態も想定して、体温調整できる服装が必要になるのだ。
忘れてはならない必需品③:チョコレート
試験はすごい集中力が必要なので栄養補給できるものを持っていこう!
情報処理技術者試験は長丁場の試験である。
高度区分になると、最長で9:30~16:30の7時間コースになる。
この長丁場の試験で疲弊する頭を助けてくれるのが「チョコレート」だ。
午前試験はまだ時間的に余裕がある。
一方で午後試験は時間との戦いの中で精度の高い解答をしていかなければならない。
この時の受験生の頭の中はフル回転状態である。
昼食もがっつり食べると午後試験に影響する方もおられると思う。
そんな時にチョコレートなど甘いものを休憩時間に摂取しよう。
空腹を抑えられ、集中力が持続できる。
ちなみに、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは集中力を向上させる効果がある。
是非活用してみて欲しい。
忘れてはならない必需品④:強い気持ち
受験を決めてから試験当日まで、勉強時間の多い少ないはあるにせよ努力していることは間違いない。
自分が捻出できる時間を創出し、一生懸命に頑張ってきたならそれだけで十分成長している。
だから、「ダメ」だと思っても「ダメではない=合格」することはよくあること。
試験日間近になると不安や焦りもあるかもしれないが、ここまで頑張ってきた自分に自信を持とう。
そして、試験当日の朝は、、、
絶対に合格してやるんだ!
絶対に諦めずに最後まで力を振り絞るんだ!
本試験問題を制限時間内で解くことでさらに自分を成長させるんだ!
などといった前向きで強い気持ちをもって試験会場に行こう。
最後まで諦めなければ、勉強時間と経験でなんとななったりすることもある。
スポーツでも資格試験でも仕事でもなんでもそうだと思う。
諦めずに立ち向かうことで道は切り開かれるものだ。
まとめ
今回は情報処理技術者試験受験日にもっていく必要があるものを紹介した。
これまでの内容をチェックリストにしてみた。
- 受験票①に記載の机上に置けるもの10点セット
- 上履き(土足禁止の試験会場のみ)
- 体温調整用の服装
- チョコレートなどの甘いもの
- 強い気持ち
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