令和6年度 基本情報技術者試験 合格体験記

基本情報技術者

9/13(金)に、IPAのHPで8月実施分の基本情報技術者試験の合格発表が行われた。

結果は「合格」であった。

今回は基本情報技術者試験合格までの道のりを振り返ってみたいと思う。

結果:合格

師匠
師匠

そういえば、8月に受験した基本情報の合格発表はそろそろじゃなかったかのぉ~

Ys
Ys

はい!先日合格発表があり、無事合格しました!!!

令和6年度 8月実施分の基本情報技術者試験の合格発表が行われた。

毎度のことながら、受験者マイページにログインし受験結果一覧を確認してみると、、、

結果は「合格」であった!

基本情報技術者試験は、旧試験制度時代に1度合格している。

2度目の合格とはいえ、新試験制度での合格は初めてなので非常に嬉しかった!!

1度目の合格を手に入れるまでは本当に苦労した、、、

師匠
師匠

1度目の合格の時もこのような感じで合格できたのかのぉ~

Ys
Ys

いえ、相当苦労しました、、、

1度目の合格は2002年の時だった。

まだペーパー試験の頃だ。

初めて受験したのは高校3年生の秋。

そこで玉砕したのだが、将来システムエンジニアになりたいという夢があり、大学も工学部に進むことが決まっていた。

そういうこともあり、諦めずに積み重ねを続けて、4年越しで合格を勝ち取ることができた。

当時の試験内容を簡単にまとめると以下のとおりである。

    1. 午前試験
      • 試験時間:150分
      • 出題形式:多肢選択式(四肢択一)
      • 出題数 :80問
      • 解答数 :80問
    2. 午後試験
      • 試験時間:150分
      • 出題形式:多肢選択式
      • 出題数 :13問
      • 解答数 :7問(プログラミング言語は、C・COBOL・アセンブラ言語・Javaから選択)

    基礎知識も実務経験もなく、プログラミング言語の問題も学校の授業と比べものにならないくらいの超難問が出題された。

    もちろん、情報処理技術者試験の応用情報技術者試験(旧試験制度はソフトウェア開発技術者試験)や高度区分の合格もしていない。

    そして、当時はSNSなどもなかったため、情報量も少なければ参考書も少なかった。

    合格までの4年間は本当にいろいろと手探りで挫折を繰り返しながらも諦めずに積み重ね続けた

    ちなみに、プログラミング言語の選択問題は、比較的簡単と言われていたアセンブラ言語(CASLⅡ)で合格した。

    2度目の合格で明確に分かったこと

    師匠
    師匠

    1回目の合格の時と2回目の合格の時は全く逆じゃったんじゃのぉ~

    Ys
    Ys

    はい。ただ、小さな積み重ねが大きな夢を叶えることを実証した気がしました。

    20年以上前に受験して以来、試験制度が変わり、出題形式も大きく変わりました。

    でも、その間に大学生活を終え、システムエンジニアとして20年以上経験を積み、情報処理技術者試験を中心に様々な積み重ねをしてきたことが、この試験をとても簡単に感じさせたと考えている。

    何が言いたいかというと、、、

    小さな積み重ねがいつか大きな夢を叶える

    ということである。

    そう。

    私のブログのタイトルでもある。

    誰もが夢を見て挑戦する。

    最初は誰だってできない。

    成功することよりも失敗することの方が圧倒的に多い。

    周囲と比較して「自分には才能がない」、「自分には合っていなかった」などと考えたりもする。

    今度こそは絶対に合格するぞ!と誓って受験するも、再びの不合格。

    そのたびに味わう挫折感。

    色々な思いを抱くだろう。

    毎回よぎる悩み。

    それは、「そこで諦めてしまうか、諦めずに最後までやりきるか」という選択肢だ。

    私は後者を選んだ。

    そして、後に社会人2年目でソフトウェア開発技術者試験に合格し、多くの高度区分にも合格した。

    目の前の現実を受け止め、試行錯誤しながらどうやったら合格できるかを模索する

    少しでも可能性を感じたら、迷わずそれを実行してみる

    間違えたら何度でもやり直せばよいのだ

    この学びが、社会人になってからも大きく役に立っている。

    そして、情報処理技術者試験を含め多くの資格試験受験時にも役立っている。

    単純にその試験に合格するだけのスキルを身に付けられるだけではなく、社会人になってから必要となる様々なヒューマンスキルの部分、マインドの部分も学ぶことができるのだと感じている。

    今回の学習方法(学びなおしの方向け)

    師匠
    師匠

    おぬしの話を聞いていると資格試験に育てられたんじゃのぉ~

    Ys
    Ys

    本当にその通りだと思っています!

    情報処理技術者試験のネットワークスペシャリスト試験を除く高度区分に合格しており、かつ2度目の受験ということもあり、学習方法はあまり参考にならないかもしれない。

    ただ、学びなおす際に基本情報技術者試験を活用される方もいると思うので、学習方法をまとめておこうと思う。

    まず、科目A、科目B総じて言えることは、20年前に比べるとはるかに勉強しやすいということ。

    参考書も豊富で、SNSで学習仲間を作ればどんどん情報が入ってくる。

    しかも、テキストベースで分からなければYouTubeで動画視聴することもできる。

    参考書以外は無料なのだ。

    とても勉強しやすい時代になったと思う。

    少し前置きが長くなってしまったが、本題に移ろう。

    まず、科目A対策である。

    こちらは、過去問道場のみである。

    IPAのHPでは、基本情報技術者試験の過去問は公開されておらず、サンプル問題のみである。

    なので、基礎知識をしっかりと押さえるという意味で、過去問道場のサイトを活用して得意な問題と苦手な問題とに分類し、苦手な問題だけをしっかりと学び直すという学習方法を採用した。

    次に、科目B対策である。

    こちらは、まずYouTubeを活用して科目Bのアルゴリズム問題の基礎を徹底的に学びなおした。

    このチャンネルでは、アルゴリズム問題を解くうえで必要となる基礎知識と、IPAのHPで公開された過去のサンプル問題を含む計20問ぐらいの解説が視聴できる有料級の動画である。

    ここである程度アルゴリズム問題が解けるようになったら、以下の書籍で模擬試験演習を行うという流れである。

    このシリーズは、かなり本試験に近いレベルの模擬試験が掲載されており、解説もしっかりとしている。

    中古で過去の年度のものを入手できればさらに万全だと思う。

    模擬試験演習を行う上で重要なことは、時間計測しながら問題を解くことである。

    そして、もう一つ大事なことがある。

    それは、1問1問しっかりとトレースを行ってプログラムの構造を理解することである。

    トレースは時間がかかるし、急いでいる方であればあるほどそんな暇はないと言いたくなるだろう。

    しかし、しっかりとトレースする時間を確保して学習する方が、結果的に早く問題が解けるようになる。

    もう少し言うと、トレースを続けていくうちに、アルゴリズムの理解する時間が短縮され、少しトレースをするだけで解答できるようになるといった効果があるのだ。

    量をこなしたくなる気持ちを抑えて、質を追求することが合格への近道なのである。

    まとめ

    今回は基本情報技術者試験の合格体験記をまとめてみた。

    最後に今回の内容をまとめてみたいと思う。

    • 基本情報技術者試験2度目の合格に成功!
    • 1度目の合格は4年もかかりやっとの想いで合格できた
    • 小さな積み重ねがいつか大きな夢を叶える
    • 諦めなければ必ず開花する
    • 基本情報技術者試験の対策方法は、過去問道場、YouTube、過去問題集の活用

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