令和6年度春期試験はネットワークスペシャリスト(以下、ネスペ)試験を受験する。
今回でネスペは4回目の受験となる。
今度こそはリベンジを果たすべく、自己分析しながら戦略を立てていきたいと思う。
前回の振り返り
今年度のネスペ試験は確か午後Ⅰ試験でダメだったんじゃなかったかのぉ~
グサッと刺さりますね、、、
はい。午後Ⅰ試験で1点足らずに敗退でした。
令和5年度春期試験で受験したネスペ試験は、午後Ⅰ試験で59点となり、ここで不合格だった。
詳細はこちらの記事を参照して欲しい。
相当積み重ねた自覚はある。
でも、不合格であった。
それにはちゃんと理由がある。
ここをまずはしっかりと思い出したいと思う。
上記の記事にも書いたが、この2点が敗退の原因だと思っている。
- 理解したつもりでも実は表面的な理解にとどまっている
- 過去問演習でできたつもりになっていた
点では理解が深まったのは良い点である。
しかし、関連する技術と絡めて理解するという線での理解がまだ不足していたと感じる。
一方で、何度も同じ問題の過去問を繰り返すうちに得点は伸びていくことが勘違いを生んだ。
そして、本試験問題でも対応できるだけの応用力を身に付けたと誤認した。
これらから、応用力がまだ合格基準に達しておらず、ギリギリの点数で涙をのんだのだと分析する。
令和6年度ネスペ試験に向けての学習方法
自己分析を踏まえて、来年度はどうやって戦うつもりじゃの~?
関連知識を結び付けながら線で理解するというやり方を強化しようと考えています!
11/6にIPAの公式HPに令和6年度の試験スケジュールが公表された。
春期試験は4/21(日)とのこと。
ネスペ試験まで5か月程度の期間がある。
本試験までの間で以下の学習方法で積み重ねをしていこうと考えている。
1)参考書を用いたインプット学習
約半年ぶりのネスペ学習となる。
まずは以下の参考書を利用して、記憶を呼び起こしながら復習という形でインプット学習を進める。
ネスペの参考書はいくつか出版されているが、私は瀬戸美月先生の参考書が肌に合う。
この書籍でまずはネスペ試験に求められる知識を体系的かつ網羅的に掴むことを目的とする。
余談だが、参考書選びは非常に重要である。
用語や過去問題が豊富に掲載されていることは良いことだ。
しかし、自分にとって読みやすい、理解しやすいを無視してコスパ重視だけで考えると失敗する。
自分の肌にあった参考書を見極めて購入すべきであることに注意しよう。
2)TCP/IPの基礎を叩き込む
ネスペ試験で最も重要な基礎知識の一つにTCP/IPが挙げられる。
このTCP/IPの理解をさらに深め、応用力強化につなげていきたいと考えている。
そのために使用する参考書はこちら。
ネスペ試験は様々な新技術を盛り込ませながら問題文が作成される。
しかし、本試験で出題されたことのない新技術は必ずといっていいほど問題文に丁寧な説明がされる。
その内容をもとに基礎知識を応用することで解けるように作問されている。
実際にIPAが公表している採点講評の一部を見てみると、以下のような記載がある。
3)動画視聴による苦手分野の理解深堀
インプット学習が進んでくると、得意分野と苦手分野が見えてくる。
苦手分野が出てくるということは、その時点では書籍での学習では限界ということになる。
そこで利用するのがYouTubeである。
とても分かりやすいチャンネルがあるので紹介する。
1本あたりの動画時間は10分程度と短いのだが、とにかくわかりやすい。
この動画に出逢えたからこそ令和5年度のネスペも相当理解が深まった印象を持っている。
動画は書籍以上に情報量が多い。
文字だけではわからない部分が出てきたら、そこで立ち止まるのではなく前に進めばいい。
そして、分からないところは後から動画視聴で理解を深めれば大丈夫だ。
4)過去問演習
過去問演習は疑似体験が積み重ねられ、点を線に変えていくための最高の教材となる。
しかも、本試験で出題された問題ということもあり、質が非常に高い。
本試験をイメージしながら時間計測して解くことで臨場感を持ちながら対策が進められる。
ただ、令和5年度の敗退原因の一つにこの過去問演習が挙げられる。
演習後の解説読込時に点を線に変えるための関連性を意識したインプット学習を強く意識したい。
演習後の得点に一喜一憂するのではなく、疑似体験を通じて応用力を高めることで質を向上させる。
過去問演習後の解説は左門先生のネスペシリーズ一択である。
左門先生の過去問解説シリーズは平成26年度からあるため、一部を紹介したいと思う。
5)スキマ時間の有効活用
通勤時間やちょっとした時間に基礎知識をしっかりと定着させるために以下の参考書を使用する。
こちらも左門先生の書籍であるが、持ち運びに便利な比較的薄い参考書となっている。
ネスペ試験に限らず、情報処理技術者試験は基礎知識の理解がとても重要視された試験である。
基礎があるから応用できる。
その土台を築き上げるために「試験に出題されるところだけ厳選」されたこの書籍を用いてスキマ時間にインプット学習を進める。
令和6年度ネスペ試験に向けての学習スケジュール
学習方法は分かったが、スケジュール計画はどのように考えておるのかのぉ~?
年内はインプット学習、年明けからはハイブリッド学習をしていく予定です!
11月~12月:基礎知識のインプット学習
まずは令和5年度ネスペ試験で積み重ねてきた学習記憶をよみがえらせる必要がある。
そのために、瀬戸美月先生のネットワークスペシャリスト教科書、マスタリングTCP/IP-入門編-を中心にインプット学習を進める。
その際に、既に自分のものにしているものと苦手なものを切り分けながら、後者の部分をまさるの部屋チャンネルを活用しながら理解を深めていく。
1月~4月:過去問演習
令和4年度~平成26年度までの過去問を最低2巡は行いたいと考えている。
いずれもしっかりと試験時間を計測しながら問題を解く。
問題を解き終わったら左門先生の解説をよく読み、関連性を持たせながら理解を深める。
決して得点で一喜一憂せずに、基礎知識と応用力を疑似体験を通じて学ぶということに注力する。
スキマ時間は左門先生のネスペ教科書やまさるの部屋チャンネルを活用して総合力を高める。
まとめ
今日は令和6年度ネスペ試験に向けての学習計画を立ててみた。
最後に本日のまとめをして終わりにしたいと思う。
- 令和6年度春期試験はネスペ試験を受験する。
- 4度目の挑戦でリベンジを果たしたい。
- 自己分析を踏まえて分かったつもりにならず基礎知識と応用力を強化する。
- 応用力を強化するために疑似体験を通じて関連性を意識した学習を行う
- 年内にインプット学習、年明け以降は過去問演習中心のハイブリッド学習
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