2023年度第5回G検定を受験してきた。
情報処理技術者試験終了後から1か月という短い期間で受験を決め、当日を迎えた。
この記事では、G検定を受験した感想をまとめたいと思う。
G検定は率直に難しい
G検定は確か合格率の高い試験だったと思うのじゃが、どうじゃったかの~?
合格率は確かに高いですが、かなり難しい試験でした、、、
まず、受験後の率直な感想としてはかなり難しい試験だと感じた。
この試験を難しくしている要素は次の3点だと考える。
- 2時間の試験時間の中で200問前後を解かなければならない
- 用語を答えさせるような比較的簡単な問題は半分程度ぐらいしか出題されない
- AIの歴史や人物、機械学習の手法や評価方法などの特徴など総合的は判断が求められる
G検定の受験を決めたとき、以下の記事で決意表明した。
この記事ではG検定の概要を掲載したが、その時に調べた合格率は60%~65%だった。
学習を進めていくうちに、機械学習に関する用語、AIの歴史、法律など幅広いなと感じた。
でも、合格率から推測するにある程度ポイントさえ押さえれば大丈夫だろうと考えていた。
加えて、自宅受験ということもあり、まとめノートなどを参照することも可能だ。
このような考えの下、なんとかなるだろうと考えていた。
だが、実際に試験を受けてみると、前述のように簡単な試験ではなかった。
なお、この試験はコンピュータによる受験ではあるが、即時合否は発表されない。
試験結果は2週間程度でメール連絡されるとのことであり、11月下旬ごろに合否が分かるとのことだ。
受験時の注意事項
難易度的にも難しかったのじゃのぉ~。
受験して気付いた注意点などあれば教えて欲しいのぉ~
時間配分と分かる問題から解いていくことが重要と感じました
2時間で200問を解かなければならず、分からない問題をいちいち丁寧に調べる時間はない。
単純に割り返すと1問あたりの解答時間は36秒しかなく、それぐらい時間的猶予がないのだ。
だから、まとめノートなどの確認は最終手段ぐらいに考えた方が良い。
また、試験問題には問題ごとに「後でチェック」する印をつけることができる。
なので、分かる問題からどんどん解き、余った時間で分からない問題を考える作戦が良いと感じる。
合格するためには正解する問題を増やさなければならない。
分からない問題で時間を浪費し、分かるのに時間切れで解答できなかったではもったいない。
G検定受験までの学習方法
以前、書籍中心の学習を行うと言っておったが、その他に加えた学習方法はあるのかのぉ~
書籍学習だけでは限界があると感じ、オンライン講座を活用しました!
この試験は前述のとおり総合的な判断から導き出す必要がある問題が多く出題される。
用語の暗記だけでは歯が立たないと感じた。
理解するまで徹底的に復習を重ね、設問の内容でパッと正答を選べるまでに訓練しておく必要があると感じた。
つまり、点を線に変えて、こういう経緯でこの手法がある、こういう課題があったが技術の進歩でその課題が解決されて新しい手法が生み出されたなどという理解の仕方が重要であると感じた。
この理解の仕方を実践しようとした際に、書籍だけだと難しいなと感じた。
書籍では確かに体系立てて構成されているため、学習しやすくなっているのは確かである。
でも、理解できない部分や関連性が見つけられないケースもあり、どうしても自分の理解力や方向性の妥当性が正しいのか半信半疑の状態であった。
そこで、以下のオンライン講座に申込み、このオンライン講座の視聴でここの穴埋めを行った。
私が申し込みをしたオンライン講座はこちら。
少し費用は掛かるが、将来的にはE検定の受験を見据えており、かつ、これからはAIに関するスキルが深く求められる時代になると考えると、そこまで高い投資ではないと判断して申し込んだ。
決め手はこの講座受講者のE検定合格率は87%という点である。
E検定自体はG検定の上位の試験であるが、G検定の内容も当然含まれる。
先行投資にはなるものの、体系立てて基礎を学べ、書籍では理解に及ばない部分をオンライン講座や質問などでカバーできる点がこの講座の最大のメリットだと考えている。
まとめ
今回はG検定受験の感想と受験までの学習方法についてまとめてみた。
最後に今回のまとめをしたいと思う。
- G検定は難しい試験
- 自宅受験で調査しながら解答できるという考えは捨てた方が良い
- 1問あたりに使える時間は30秒程度しかない。
- 用語だけ覚えるだけでは歯が立たない
- 総合的な判断の下で解答を選ぶ必要がある
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