エンベデッドシステムスペシャリスト試験再挑戦の旅!

エンベデッドシステムスペシャリスト

令和5年度 春期 情報処理技術者試験からはや1週間が経過した。

ネットワークスペシャリスト試験を受験することができ、いろいろな方に大変感謝している。

少しゆっくりしていたが、そろそろ秋期試験に向けて始動したいと思う。

次に受験するのは3回目の挑戦となるエンベデッドシステムスペシャリスト試験。

この試験について、試験概要と学習計画をまとめてみたいと思う。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の出題形式が変更される!

師匠
師匠

3回目の受験じゃったのぉ~

これまでの積み重ねがある分今度こそ合格できるとよいのぉ~

Ys
Ys

それが試験制度が分かるので新たな準備が必要になってしまいました、、、

この試験区分は情報処理技術者試験のレベル4に該当する高度区分の試験だ。

昨年度までは午後Ⅰ・午後Ⅱ共に記述式であった。

しかし、今年度から大きく制度が変更となる。

  • 午後Ⅰ試験の解答数が2問→1問に変更
  • 午後Ⅱ試験が論述式に変更

<午後Ⅰ試験>

午後Ⅰ試験の試験時間は90分と変更なし

しかし、解答数が2問から1問に変更となっている。

これは何を意味しているかを簡単にまとめると以下2点に集約されると考える。

1)従来はソフトウェアとハードウェアの問題が明確に分かれていたが、今回からはそれがまとめられる可能性がある

 

2)従来の午後Ⅰ試験と午後Ⅱ試験の間ぐらいの分量・難易度になり、従来の午後Ⅰ試験よりは難しくなる可能性がある

<午後Ⅱ試験>

午後Ⅱ試験の試験時間も120分と変更なし

しかし、システムアーキテクト(以下、SA)の設計・開発分野とITストラテジスト(以下、ST)の企画・要件定義分野の組込み系に関する問題がこの試験に移管されて論述形式での出題となった

エンベデッドシステムスペシャリスト試験に関する変更点や新試験制度の内容の詳細はこちら。

午前Ⅱ試験・午後Ⅰ試験対策

師匠
師匠

試験制度の変更点はよくわかった。

秋試験に向けてどのような準備をしていく予定かのぉ~

Ys
Ys

この試験は3つの学習内容を並走する形になると思います!

まず、使用する参考書はこちら。

こちらの書籍を用いて、午前Ⅱ試験対策、午後Ⅰ試験対策を進めていく。

具体的には、このような計画で進めようと思う。

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4月:分野別解説の読破

5月~9月:午後Ⅰ・午後Ⅱ過去問演習(R4~R2、H31~H22)

9月~10月:午前Ⅱ試験過去問演習(R4~H30)

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前回、前々回と午後Ⅰ試験で合格基準点を満たすことができていなかった。

なので、ここを通過するために必要となる基礎知識を改めて積み重ねていく必要があると考えている。

そして新試験制度の午後Ⅰ試験は、午後Ⅱ試験の要素も含まれてくることが想定される。

そのため、午後Ⅰ試験と午後Ⅱ試験の過去問を両方使いこなして積み重ねていくことが重要そうだ。

午後Ⅱ試験対策

師匠
師匠

おや?

午後Ⅱ試験対策がないのぉ~

Ys
Ys

ここは別路線で対策が必要と考えています!

私はSA試験もST試験も共に合格している。

しかし、この時選択した論文はすべて「情報システム」であり、「組込みシステム・IoT を利用したシステム」を選択していない。

よって、論文のネタ集めから必要になる。

また、最後に論文系試験に合格したのが2019年であるため、論述試験の感覚などもかなり鈍っている。

そのため、論文演習もなるべく早くに開始する必要がある。

このような状況を踏まえて、午後Ⅱ試験対策は以下のように進めていこうと考えている。

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4月~5月上旬:論文のネタ集め

5月~10月:SA・ST試験の組込みシステム・IoTを利用したシステムに関する論文の過去問演習

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まずは、過去問を活用してA評価を得られるまでの訓練が必要だ。

そのためには以下のようなことを意識する必要がある。

  • 情報処理技術者試験の論述試験における論述ルール
  • エンベデッドシステムスペシャリストの立場での論述
  • 第三者に伝わる客観的かつ具体的な記述内容
  • 設問ア~設問ウの一貫性確保
  • 論理の飛躍をさせない記述

情報処理技術者試験に限らずだと思うが、採点官は受験生の状況を全く知らない第三者である。

つまり、採点官に基準を合わせて論述する必要がある。

また、採点官に「なんでこうなるの?」と思わせないように客観的に納得できる内容で論述する必要がある。

これらをしっかりと念頭に置いて2時間ぶっ通しで文字を書き続ける訓練が必要だ。

これかを学びなおすためにこちらの参考書も活用する予定だ。

三好先生の論述本はすごく有名だ。

こちらには様々な角度で論文試験を攻略するために必要なことが盛り込まれている。

また、不合格論文と合格論文の両方が掲載されているため、比較ができる。

不合格論文といいつつも、ぱっと読むと合格レベルの論文のように見えるものばかりだ。

つまり、論述試験はある程度学習することでB評価までは行きつきやすい。

そこをA評価にするために足りないものがなんなのかをこの書籍で学ぶことができるのだ。

まとめ

今回はエンベデッドシステムスペシャリスト試験の制度変更概要と学習計画について投稿した。

本日の内容をまとめてみたいと思う。

  • 午後Ⅰ試験は1問解答、午後Ⅱ試験は論述式に変更された
  • 午後Ⅰ試験対策は従来の午後Ⅰ・午後Ⅱ試験の両方の過去問演習が必要と考える
  • 午後Ⅱ試験対策は、SAとSTの過去問を有効活用して準備した方が良い

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