8月は仕事やプライベートで大きなイベントが多くあった。
予定通りではあったものの、想像以上にハードな1か月間だった。
でも、人には1日24時間という時間が平等に与えられている。
少しでも積み重ねられるように時間を創り、少しでも前進できるように学習を進めた。
ということで、8月の振り返りと9月の学習計画を立てていきたいと思う。
過去問演習によるハイブリッド学習の継続
8月は計画通り学習できたのかのぉ~
計画通り学習はできました。
しかし、質という面においてはまだまだ満足できていない状況です。
8月も過去問演習によるアウトプット学習と解説読込みなどのインプット学習を継続した。
まずは、その実績を振り返る。
- 午後Ⅰ試験対策(旧試験の午後Ⅱ試験問題含む)
- 令和4年度 秋期 午後Ⅰ試験 問1 10/12(想定得点:80点前後) ※2回目
- 令和4年度 秋期 午後Ⅰ試験 問2 11/20(想定得点:55点前後) ※2回目
- 平成23年度 特別 午後Ⅱ試験 問2 20/28(想定得点:70点前後) ※1回目
- 平成22年度 春期 午後Ⅰ試験 問2 7/16(想定得点:45点前後) ※1回目
- 平成21年度 春期 午後Ⅰ試験 問1 1/5(想定得点:20点前後) ※1回目
- 平成28年度 春期 午後Ⅱ試験 問2 19/30(想定得点:65点前後) ※1回目
- 午後Ⅱ試験対策
- 平成30年度 春期 ITストラテジスト 午後Ⅱ試験 問3(想定評価:B) ※5回目
- 平成30年度 春期 ITストラテジスト 午後Ⅱ試験 問3(想定評価:B) ※6回目
- 経営戦略基礎インプット学習(中小企業診断士一次試験)
- 午前Ⅱ試験対策
- 令和2年度 春期 午前Ⅱ試験 20/25(正答率:80.0%) ※1回目
- 平成31年度 春期 午前Ⅱ試験 23/25(正答率:92.0%) ※1回目
- 平成30年度 秋期 午前Ⅱ試験 23/25(正答率:92.0%) ※1回目
8月からは午前Ⅱ試験対策も加えて、総合的な試験対策に突入。
午前Ⅱ試験は大丈夫なレベルだが、午後試験はなかなか成果が上がらない。
初見問題の得点が伸び悩むということは、問題文の理解力や基礎知識を利用した応用力に課題があると分析している。
そこで、以下のテキストを改めて読み返しながら基礎知識をインプットする対策を打った。
翔泳社の「うかる!エンベデッドシステムスペシャリスト 2023年版」は定番書。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験対策本は選択肢が非常に少ない。
組込みシステムに必要となる基礎知識がギュッと詰まった非常に貴重な1冊である。
次に、論文対策本。
こちらは、何度も紹介している「うかる!高度試験午後Ⅱ論述 第2版」である。
私の場合、問題文の読み間違えが課題であり、そこを克服中である。
問題文の読み間違えを低減するための学習はこの1冊しか行えないと言っても過言ではない。
それ以外にもA評価をもらうための様々な情報が詰まっている。
最後は「組込みエンジニアの教科書」である。
こちらは組込みシステムの歴史や仕組みなど、エンベデッドシステムスペシャリスト試験を受験する前提となる知識が得られる。
また、論文対策においてもアンケート記入時に役立つ情報が多数含まれている。
これら3冊のおかげで、組込みシステム未経験の私でも合格ボーダーライン近辺までは到達できている。
このボーダーラインを突破するためには、あとは理解しながら記憶するということに尽きる。
ITストラテジスト系の論文対策には中小企業診断士の学習が役に立つ
ITストラテジスト試験合格時はエンタープライズ系で論文を書いた。
しかし、組込みシステム系は製品企画という観点で視点がガラッと変わる。
経営方針や経営戦略などの理解がないと全然歯が立たないことに気が付いた。
路頭に迷っていた時にたまたま出逢ったのが、中小企業診断士試験の対策チャンネルである「ほらっちチャンネル」さんである。
シリーズ化されていて、1つ1つは10分程度と非常に視聴しやすく、わかりやすいチャンネルである。
PPM分析やアンゾフの成長マトリクス、SWOT分析など、必要な知識がたくさん登場する。
これらは難しい内容であり、テキストだとピンとこない内容が多いと思う。
しかし、この動画を見るとスッと理解できる。
さらに、ほらっちさんが動画内で「難しく考えなくていいよ、簡単だから大丈夫!」と何度も言っていただけるので、気が楽になるのもメリットだ。
そして、動画の最中に何度も発言される「バッチリです!」という声掛けが勇気をくれる。
9月の学習計画
いよいよ9月じゃ。
本試験まで1か月ちょっとじゃが、どのように過ごすのかのぉ~
問題文の理解力、応用力、論文ネタ集め中心に過ごしていこうと考えています!
9月もシステム切替などのイベントが控えている。
そんな中でも本試験は待ってくれない。
午後Ⅰ試験対策は、引き続き過去問演習を中心としながら学習を進める。
ただし、理解しながら記憶していくという作業に注力してみたいと思う。
具体的には、なぜ問題文のようなシステム構成にしたのか、なぜ設問のような課題がこの構成だとおこるのかなど、いろいろなところに疑問のアンテナを張る。
そして、その疑問をクリアにしていくことを積み重ねることで、結果的に組込みシステムにおける重要なポイントを理解しようという作戦である。
午後Ⅱ試験は、論文ネタ集めをしながら問題文の読み間違えを行わないように訓練する。
また、私の論述内容を採点官が読んだ時に誤解を与えないようにしていく必要がある。
この課題を解決するために、日々の仕事も含めて表現力にこだわっていきたい。
資格試験の本質は、採点官に一定基準以上の得点をもらうこと。
つまり、採点官である第三者に自分の答案用紙を通して適切なコミュニケーションをとることである。
まとめ
この記事では8月の学習状況と9月の学習計画についてまとめてみた。
今回の内容をまとめてみたいと思う。
- 8月はなんとか計画通り学習がすすめられた
- 論文をITストラテジスト系で攻める方は中小企業診断士の学習が役に立つ
- 9月も過去問演習を中心としたハイブリッド学習
- 学習の質を高めるために理解しながら暗記する作業を追加する
- 午後Ⅰ試験としては問題文の理解力、基礎知識の応用力、表現力を強化していく
- 午後Ⅱ試験としては問題文の読み間違えの低減と表現力を強化していく
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