7/4(木) 正午に、令和6年度 春期 情報処理技術者試験の合格発表が行われた。
合格された方はおめでとうございます!
今回残念ながら不合格となった方は、悔しい気持ちをバネに私と一緒にまた挑戦していきましょう!
4度目の挑戦だったが「不合格」であった
合格発表どうじゃったのかのぉ~
結果は「不合格」でした
今回で4度目の受験となるネットワークスペシャリスト試験だったが、結果は「不合格」であった。
今回も午後Ⅰ試験で敗退であった。
一番の問題は、これまで受験した中で最も低い40点という得点であったことだ。
ネットワークスペシャリスト試験不合格の原因分析
なかなか厳しい結果じゃったのぉ~
そうなんです。かなり凹みます、、、
今回は前回以上に手ごたえを感じていただけに、この点数を素直に受け入れられなかった。
だが、これが現実。
悔しい気持ちが大きいが、いつまでも下を向いていても仕方がない。
自分なりに不合格原因を分析してみたいと思う。
不合格原因①:応用力が足りない
前回までの教訓を活かし、基礎知識を固めて臨んだ。
しかし、初見問題ではその基礎知識を活かして応用することができなかったということである。
問題文の条件を的確に捉えたうえでの最適な解決策が選べなかったなどが挙げられる。
不合格原因②:解答表現が採点官の求めるレベルになっていない
情報処理技術者試験に限らず、採点官が採点をする。
採点官が求める解答表現と受験者の解答表現が近くないと得点に結びつかない。
「私の記載内容は解答例と同じ意図だ」と思っても、「採点官がそういう意図とは受け取れない」と判断されれば減点もしくは不正解なのである。
不合格原因③:問題文の読み間違え
試験時間内で問題文を理解し、採点官の求める解答を書き上げる必要がある。
そのためには問題文を正確に理解して「何が問題だからどうする」を解答する必要がある。
特に午後Ⅰ試験は90分で2問解かなければならず、時間が足りない。
この状況で様々な要因により問題文を読み間違えてしまったと思われる。
不合格原因④:想定外の出来事
今回のネットワークスペシャリスト試験では、午後Ⅱ試験問2で問題不備が発生した。
午後Ⅱ試験問2選択者は設問3(小問3問)を無条件に正解する措置が取られた。
しかし、合格率は例年通りの15.4%であった。
完全に推測だし、負け犬の遠吠えだが、合格率調整のために辛口採点になったと思っている。
来年度に向けての対策
令和7年度試験に向けての対策はあるのかのぉ~
ネットワークに触れる時間をより長くする必要があると考えています!
これまでは、秋期試験はネットワークと関係ない勉強、春期試験にネットワークの勉強という流れだった。
今回は秋期試験で情報処理安全確保支援士、春期にネットワークスペシャリストという流れで考えている。
情報処理安全確保支援士は、ネットワークセキュリティに関する内容がかなり出題されるし、ネットワークスペシャリストでもセキュリティに関する内容は出題される。
これらの試験は、重なる部分が多いため、年間通してネットワークに触れるようにした。
そして、改めてネットワークの基礎知識を積み重ねながら、どうやって応用できるかを考えて過去問演習などを進めていこうと考えている。
具体的には、以下のような感じで進めていこうと思う。
対策①:情報処理安全確保支援士試験を活用した応用力の向上
情報処理安全確保支援士試験でも、ネットワークに関する内容が多く登場する。
まずは登場するネットワーク関連の用語や考え方を抑える。
そして、それを活かして問題抽出や解決策をズバッと答えられるようにしていく。
例えばFWのフィルタリングルールやネットワークセグメントなどの情報から素早く要件や課題を読み取り、問題提起や課題解決できるように応用力を養う。
対策②:苦手なルーティングプロトコルの克服
OSPFやBGP、RIPなどレイヤごとにルーティングプロトコルが存在するが、これらの問題が大の苦手分野である。
出題頻度も多いため、弱点克服しながら得意分野に引き上げていきたい。
ここら辺は基礎知識から習得しなおして、過去問演習をしながら応用力を身に付けていきたいと考えている。
対策③:IPSecやTLSに関する詳細仕様の理解深堀
暗号化は非常に重要なテーマであるが、基礎知識だけではどうしても対応できない。
例えば、ISAKMPやTLSのバージョンによって暗号スイートの解決方法などが異なる。
このような詳細な仕組みをしっかりと理解しないと解けない問題が多い。
クラウド利用によって、さらに暗号化通信の重要性が増してきていることもあり、出題傾向としても多くなっていると考えているため、深く理解する必要があると感じている。
このほかにも学びなおすことや理解の深堀が必要な部分はたくさんある。
しっかりとネットワークスペシャリスト試験で出題されやすいポイントを感じながら、難化傾向にあるネットワークスペシャリスト試験に合格できる力を身に付けていこうと考えている。
参考書籍
対策を行っていくうえで使用する参考書籍はどのようなものを考えておるのかのぉ~
左門先生の過去問解説本とマスタリングTCP/IPなどの技術書を考えています!
これまでも何度か紹介してきたが、まずは左門先生のネスペ対策本を使用する。
上記は一例であるが、毎年左門先生の最も詳しいい過去問解説本が出版されている。
これまでは、2~3年前の本を購入して対策を進めてきたが、直近の本も購入して不合格となってしまった原因を探りながら基礎知識の深堀と応用力の強化を進めていく。
情報処理安全確保支援士試験対策として、またIPSecやTLSなどの理解を深めるために、これまでの入門編に加えて情報セキュリティ編を購入しようと考えている。
多くの書籍に手を出すと良くないのは十分承知だが、一方でこれまで活用してきた書籍だけでは合格しきれていない事実もある。
良書に出逢うためにも少し投資をして活用してみようと考えている。
まとめ
今回は、令和6年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験の不合格体験記と来年度に向けた対策などについてまとめてみた。
最後に本日のまとめを行いたいと思う。
- 4度目の挑戦だったが今回も不合格であった
- 不合格原因は応用力不足、刺さる解答が書けない、問題文の読み間違えなどである
- 来年度に向けた対策は、情報処理安全確保支援士試験の受験と基礎知識・応用力強化の継続
- 対策のために使用する書籍は、今のところ左門先生本とマスタリングTCP/IP
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