ネットワークスペシャリスト学習計画

ネットワークスペシャリスト

3回目の受験となるネットワークスペシャリスト試験。

これまで2回受験したが、両方とも午後Ⅱ試験で合格基準点を満たせずに不合格だった。

3度目の正直ということで、令和5年度 春期試験にフォーカスを当てて学習計画を立ててみた。

振り返り

Ys
Ys

不合格となった2回分の振り返りをしてみよう!

令和3年度、令和4年度の2回、ネットワークスペシャリスト試験を受験した。

結果はこちら。

令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 結果
令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 結果

重点的に対策すべきは午後試験ということが読み取れる。

特に、問題文の条件下で必要となる基礎知識をすぐ取り出せてそれを応用できる力が足りない

師匠
師匠

応用できる力が足りないって思うのはなぜじゃ?

1)午後Ⅱ試験は40点台前半の得点しか取れていない

午後Ⅱ試験は、ネットワーク全般の設計~運用までの整理ができていない

このぐらいの得点だと、部分点も少なく、全般的にIPAが期待する解答から遠いことがうかがえる。

しかも、2年連続で40点台ということは、問題の難易度によるものではないと考える。

ネットワーク全般の基礎知識を正しく理解できておらず、うまく活用できていないからと分析する。

2)午後Ⅰ試験は60点台の成績でなんとかクリアしている

午後Ⅰ試験は、合格基準点はクリアできている。

しかし、実際に受験している最中は結構ひやひやしながら解答を記入していた。

こちらも午後Ⅱ試験の分析結果に近いものがあるだろう。

小問1問あたりに割く時間を均等にすることでもっと解答の質を高められると考える。

つまり、選択した2問のうち、2問目の問題に対する解答の質が低いと思われる

3)午後試験全般に言えること

ネットワーク全般の基礎知識がしっかりと頭に叩き込めている状態ではなく、その知識を引っ張り出すことで精いっぱいという状況である。

この状態だと、応用が利かず、質の低い解答を記載してしまうことにつながっていると思う。

このように不合格でも受験し続けると傾向がつかめる。

分析結果を踏まえた学習計画

師匠
師匠

分析結果を踏まえて、今回はどうしていこうと考えておるのかのぉ~?

Ys
Ys

午後Ⅱ試験対策を中心に学習していこうと考えています!

まず、総合的な基礎知識と応用力が求められる午後Ⅱ試験を中心に学習を進めていこうと思う。

具体的な学習計画は以下の通り。

1)インプット学習(10月~11月)

11月までに以下の書籍を読破し、基礎知識のインプットを進める。

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昨年度までは翔泳社の受かるシリーズを使用していた。

ただ、私には少し合わなかったため今回瀬戸美月先生の本に変更した。

この書籍でネットワークスペシャリスト試験全般の基礎知識を習得する。

そして、マスタリングTCP/IPでネットワークの深い知識を習得する。

2)午後試験過去問演習(11月~4月)

昨年度までは午後Ⅰ試験対策を中心に学習を進めていた。

午後Ⅰ試験対策で午後Ⅱ試験の対策も兼ねられると思い、時間との勝負となる午後Ⅰ試験にフォーカスを当てていた。

しかし、2回の結果を見てみると午後Ⅰ試験対策で午後Ⅱ試験の対応は難しかったということが証明された。

そこで、今回は午後Ⅱ試験を中心に対策を進めていく。

具体的には、最低でも過去問題を5年間分×2回は実施していきたいと思う。

  • 午後Ⅱ試験 令和2年度~平成29年度 × 2回
  • 午後Ⅰ試験 令和2年度~平成29年度 × 2回

過去問題を2回解く理由は、以下の通りだ。

1回目:初見の問題として制限時間内に解き、自分の理解度を評価する。

2回目:1回目で間違えたところを復習し、間隔をあけて再度解くことで改善度合いを評価する。

3)午前Ⅱ試験過去問演習(2月~4月)

午前Ⅱ試験は午後試験過去問演習の隙間で実施していく

こちらも過去問中心で学習を進める。

まずは、過去問題10年分ぐらいを一通り解き、苦手問題を洗い出す。

次に、10年分の過去問で不正解となった苦手問題を中心に復習を行う。

最後に、改めて過去問10年分を一通り解く。

この流れで進めていく。

ES試験に続き過去問解説を投稿予定

エンベデッドシステムスペシャリスト試験受験対策時に、過去問演習の後の復習として本ブログに自分のための解説をアップした。

この効果が意外と高かったこともあり、ネットワークスペシャリスト試験でもこれを取り入れてみる。

時間はかかるが、この対策のメリットを簡単にまとめる。

  • 解説を読んでもいまいちな部分が明確になる
  • 問題文のヒントや読み間違え箇所が明確になる
  • 解答プロセスが整理される
  • 自分自身がIPAの解答例に納得できる

遠回りのようで、意外と過去問題を隅々まで読み、解説とIPAの解答と問題文の紐づけを行うことで、出題者の意図が理解できるようになる

そして、IPAの解答例に納得ができると同時に、問題文のヒントや読み間違えが明確になる

これによって、自分自身が陥りやすい状況を早くから把握し、本試験でこの過ちを犯さないようにすることができると考えている。

結果として、学習の質が高まる効果が期待できると考えているわけだ。

まとめ

令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験に向けて、学習計画を立ててみた。

ポイントを以下にまとめる。

  • 11月までにインプット学習を完了する
  • 11月~4月にかけて、午後試験対策を中心に過去問演習を行う
  • 自分のための過去問解説をブログ投稿する

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