ネットワークスペシャリストの学習状況(~2022/12)

ネットワークスペシャリスト

2023年に突入した。

今年は干支にちなんで「飛躍」の年にしていきたい。

そんな中、飛躍のために積み重ねを続けているネットワークスペシャリスト試験の学習。

12月の状況をまとめてみたいと思う。

アウトプット学習の開始

師匠
師匠

2022年11月の学習状況でアウトプット学習を開始すると宣言しておったのぉ~

Ys
Ys

はい!計画通りアウトプット学習を進めることができています!

12月からは左門先生のネスペ「ワークブック」を使ったアウトプット学習を開始すると宣言していた。

この書籍はひたすら演習問題を解いていくのだが、この本が非常に素晴らしい。

このワークブックは以下の通り19章で構成されている。

Chapter1 LANとIPアドレス
Chapter2 LANの冗長化
Chapter3 MACアドレスとARP
Chapter4 DHCP
Chapter5 DNS
Chapter6 TCPとHTTP、DoS攻撃
Chapter7 メール
Chapter8 ファイアウォール、IPS、WAF
Chapter9 無線LAN
Chapter10 音声とVoIP
Chapter11 ルーティング
Chapter12 VRRP
Chapter13 WAN
Chapter14 負荷分散装置
Chapter15 IPsecとGRE
Chapter16 SDN
Chapter17 セキュリティ
Chapter18 プロキシサーバ
Chapter19 ネットワーク管理

参考書は体系立てた構成となっている。

大体の参考書は、力試しの位置づけで各章の最後に章末問題を用意してくれている。

これ自体は嬉しいのだが、午前問題レベルが多く、午後問題が少ない傾向にある。

結果として午後問題は過去問演習が中心となる。

しかし、過去問題はテキストで学んだことが満遍なく出題されるため、どの部分が苦手なのかを見極めるのが非常に難しいという課題であった。

それを解決してくれるのがこの1冊なのである。

各章ごとに以下の3つのステップ分けがされている。

  • 短答式問題
  • 実機を使って実際に手を動かす演習問題(PCがあればできるレベルのものばかり)
  • 過去問題を使った演習問題

午後Ⅰ試験や午後Ⅱ試験は短答式問題が多いが、この参考書はそれぞれの章で必要となる基礎知識を用語レベルから少し掘り下げたレベルまで難易度の強弱を付けながら知識の定着化が図れるように作られている

そして、短答式問題ではピンとこない部分を実機を使ってイメージを沸かせ、最後に過去問題を解かせてさらに定着化を図るという三段階構成となっている。

この書籍を使って12月を過ごしたが、今までやってきたことが表面的だったことにも気づけた。

午後試験で不合格になる課題があったからこそこの参考書を手にできたし、なぜ午後試験で点数が取れないのかもようやくはっきりできた。

過去2回の不合格は残念ではあるものの、そこで自己分析をすることで改善点が見えてくる。

このように不合格になった理由を深堀することで勉強の仕方の方向修正ができ、さらに勉強できるというメリットがあると考えている。

アウトプット学習をするからインプット学習が必要になる

師匠
師匠

アウトプット学習で自分に合う参考書に出逢えたのはプラスじゃのぉ~

でも、アウトプット学習で分からない部分もあったのではないか?

Ys
Ys

もちろんありました。

ここでインプット学習に立ち返るんです!

左門先生のネスペ「ワークブック」を活用することで、かなり深くまで考えさせられる問題をこなすことになる。

これを放置してしまうと、2巡目でも同じ理解度のままとなってしまう。

そうならないように、インプット学習に立ち返るのだ。

具体的には、1巡目は理解度は度外視して最後まで読みこなすことを重視する。

そして、アウトプット学習をすることで分かっているところと分かっていないところが鮮明になる。

ここで鮮明になった「わからないところ」を再度テキストを読み込んで理解していく流れだ。

左門先生のネスペ「ワークブック」と相性がいいのがこの2冊。

左門先生のネスペ教科書は、試験に出題されやすいところをコンパクトにまとめた書籍である。

そのため、通勤時の電車内や外出時のカフェなどで勉強する際に持ち歩くと非常に便利である。

そして、がっつり時間をかけて理解しようとするなら瀬戸美月先生の徹底攻略シリーズである。

いずれも図解が多く、内容も非常にわかりやすい。

1巡目で何気なく目にしていた用語や図・表も、ネスペ「ワークブック」で正解できなかった問題を理解するために改めて開くと、1巡目よりも記載内容が分かるようになっており理解が進むことに気付く

まさに、PDCAを回すように学習を進めていくのが重要である。

1月に向けて

Ys
Ys

1月からは過去問題を使って午後問題を解いていくぞ!

1月からは、実際に過去問題を使用して午後試験の問題を中心に学習を進めていく。

昨年まで購入した以下の書籍を活用して、平成29、27、26年度の過去問題を解いていく。

ネットワークスペシャリスト試験の問題文は非常に多くのネットワーク用語が登場する。

何気なく読んでいるとよくわからないまま設問に突入してしまう。

この問題を解決してくれるのが左門先生のネスペ過去問シリーズ。

ネットワーク構成図や問題文にちりばめられたヒント、設問に対する解答プロセスなどがこれらの書籍に詰まっている。

ネスペ「ワークブック」という強力な書籍と組み合わせて、今度こそ午後Ⅰ試験、午後Ⅱ試験を突破できるレベルになりたい。

そして、ネットワークスペシャリストの問題文で登場するネットワーク構成図から、どういう意図の設計で何が課題でどうすればそれを解決できるのかをサラサラとアウトプットできるようにしていきたい。

まとめ

この記事では12月の学習状況と1月の学習計画についてまとめてみた。

今回の内容をまとめてみたいと思う。

  • 体系立てて午後試験対策をするならネスペ「ワークブック」がおすすめ
  • アウトプット学習で苦手だなと感じた部分はインプット学習で知識補完する
  • 過去問題は問題文から理解できるようになる必要がある

ネットワークスペシャリスト試験を目指す方は、こちらの書籍も是非使ってみてはいかがだろうか。

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