令和5年度 秋期 応用情報および高度区分の試験申込が開始された。
私は早速エンベデッドシステムスペシャリスト試験に申し込んだ。
ネットワークスペシャリストと同様に3度目の挑戦となる。
今回こそはという思いで積み重ねているが、本日は6月の振り返りをしてみたいと思う。
過去問演習と組込みシステムに関する基礎学習
ネットワークスペシャリスト試験は残念じゃったのぉ~
気持ちを切り替えてまた頑張ればよいのじゃ!
そうですよね!
気持ち切り替えてエンベデッド合格目指して頑張ります!
ところで6月の積み重ねは計画通り進められたのかのぉ~
はい。
計画通り進めることができました。
ただ、ネットワーク試験の結果を受けてこのままでいいのかとも考えだしました。
まずは5月に立案した6月の学習計画を思い出してみようと思う。
- 午後試験過去問演習
- 午後Ⅱ試験レベルの基礎知識インプット
- 論文ネタ集め
5月に立案した6月の学習計画に従って、ほぼ計画通り積み重ねることができた。
6月は当初から大型システムの切替などのイベントがあったため、5月までの積み重ね量よりかは少ない結果となった。
- 午後Ⅰ試験(旧試験の午後Ⅱ試験問題含む)
- 令和3年度 秋期 午後Ⅱ試験 問2 19/27(想定得点:70点前後) ※1回目
- 令和4年度 秋期 午後Ⅰ試験 問1 11/12(想定得点:90点前後) ※2回目
- 令和4年度 秋期 午後Ⅰ試験 問2 15/20(想定得点:75点前後) ※2回目
- 令和4年度 秋期 午後Ⅱ試験 問2 22/25(想定得点:85点前後) ※2回目
- 令和3年度 秋期 午後Ⅰ試験 問1 10/14(想定得点:70点前後) ※2回目
- 令和3年度 秋期 午後Ⅰ試験 問2 11/12(想定得点:90点前後) ※2回目
- 平成30年度 春期 午後Ⅰ試験 問1 13/14(想定得点:90点前後) ※2回目
- 平成30年度 春期 午後Ⅰ試験 問2 9/12(想定得点:75点前後) ※2回目
- 平成29年度 春期 午後Ⅰ試験 問1 13/13(想定得点:100点) ※2回目
- 平成29年度 春期 午後Ⅰ試験 問2 20/20(想定得点:100点) ※2回目
- 平成28年度 春期 午後Ⅰ試験 問1 13/14(想定得点:90点前後) ※2回目
- 平成28年度 春期 午後Ⅰ試験 問2 17/17(想定得点:100点) ※2回目
- 午後Ⅱ試験
- 平成30年度 春期 ITストラテジスト 午後Ⅱ試験 問3(想定評価:B) ※2回目
- 平成30年度 春期 ITストラテジスト 午後Ⅱ試験 問3(想定評価:B) ※3回目
- 午前Ⅱ試験レベル基礎知識インプット学習
- 電気回路、電子回路基礎
- 翔泳社 うかる! エンベデッドシステムスペシャリスト試験 2023年版 分野別解説
NW試験の結果を受けて、過去問演習だけでは新規問題への対応力に限界があるような気がした。
そこで、以下の書籍を改めて読み返すこととし、午前Ⅱレベルの基礎知識のインプットおよび午前Ⅱ試験の頻出問題100問を解くことにした。
ここでも痛感したが、読んだことが分かったことになっているということだ。
どういうことかというと、テキストを1回読み、午前Ⅱ試験の頻出問題100問の80%以上を正解したことで分かった気になっているということである。
情報処理技術者試験の午前問題は、過去問題の流用率がかなり高い。
つまり、何度か解いていくうちに問題と解答をペアで覚えられるようになるのだ。
でも、ここが落とし穴だと感じてきた。
午後試験になると、数ページにおよび問題文を読み、そこから設問に解答していく流れである。
基礎知識がない状態で午後試験を解いても、何度か解いているうちに正解の解答がかけるようになる。
しかし、新規の問題(=本試験)ではなかなか厳しい戦いになる。
これがこれまでの戦い方で分かったことである。
つまり、基礎知識の深堀が重要なのではないかという課題が浮上してきた。
7月も継続してハイブリッド学習を進めていくよ!
課題を見つけたということが収穫であったのではないかのぉ~
不合格の経験があるからこそ見える世界じゃ。
そうですね。
結果には原因があると思いますし、課題を克服するチャンスをもらったと思います!
課題が抽出できたので、翔泳社のテキストやYouTubeなどを駆使しながらインプットを進めていく。
具体的には、午前Ⅱレベルの基礎知識の継続した深堀と組込みシステムの事例から学ぼうと思う。
特に本試験で初見の組込みシステムが登場しても、概要は見たことあるという状態にする。
まったく知らない組込みシステムが題材になると問題文の理解以前にそのシステムの概要把握から始めなければならない。
この把握に時間を要してしまうと、結果的に午後試験の解答時間が削がれ、結果的に質の悪い答案になってしまうと考えたからだ。
また、午後Ⅱ試験に対しては継続して論文ネタの収集を行う。
設問ア~ウを一貫性を保ちながら流れるように説明するためには、具体例や定量的な数値が必要だ。
なぜなら、客観性がないと論述内容の良し悪しが判断できない。
抽象的に書いても合格論文になることも当然ある。
しかし、抽象的な論文はボーダーライン上にいる論文になりやすいため、合格するかもしれないし不合格になるかもしれないリスクがある。
まだ準備できる時間はたくさん残されているため、以下の内容について積み重ねていきたいと思う。
- 設問ア~ウにかけて一貫性のある論述を意識する
- 設問アと設問イは定量的な数値や根拠など、なるほどと思わせる論述に意識する
- 抽象的な論述とならないように論文ネタ集めにも時間を割く
論文ネタを集めるには、題材とする組込みシステムの概要や市場規模、成長率などを調べたり、三好先生の論文本を活用して合格論文となる要素を集めるなどが必要である。
三好先生の午後Ⅱ論述本は本当におすすめである。
まとめ
この記事では6月の学習状況と7月の学習計画についてまとめてみた。
今回の内容をまとめてみたいと思う。
- 6月は計画通り学習を進めることができた
- 7月は過去問演習をしながら基礎知識の深堀を行う
- 6月に抽出した課題はインプット学習を通じて補完していく
- STとSAの午後Ⅱ試験(組込みシステム)問題文の読み込みの継続
- 論文ネタ集めの継続実施
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