本日6/29に、令和5年度 春期 情報処理技術者試験の応用情報技術者試験および高度区分の合格発表が行われた。
合格された方は本当におめでとうございます!
不合格の方はすごく悔しい思いをされているかと思いますが、次に向けて前を向いて一緒に頑張りましょう!
3度目の正直ならず
3度目となるネットワークスペシャリスト試験の結果が出た。
結果は不合格だった、、、
前回は午後Ⅱ試験で敗退したため、鬼努力をした。
しかし、結果からすると「鬼努力したつもり」だったということだ。
かなりの時間をかけて理解してきたつもりだったが、まだ合格レベルに達していない。
この評価はしっかりと受け止めて、また頑張っていかなければと決意した。
今回使用した教材
ネットワークスペシャリストに必要なスキルを習得するには実務経験が一番である。
しかし、私の場合は企画・提案・プロジェクト管理などが中心である。
つまり、実務経験する機会が少ない。
そこで、参考書を利用して疑似体験を積み重ねてきた。
私が使用した参考書は、左門先生の以下の書籍たちである。
この書籍たちは過去問題を隅々まで活用して、すごく丁寧かつ細部にわたって解説してくれている。
この書籍たちがあったからこそ、悔しいと思えるところまで得点を伸ばすことができたと思っている。
不合格となってしまった自己分析
令和4年度と比較すると、間違いなく理解は深まったと思っている。
実際にネットワークに関する知識は業務でも活かせたし、問題文もよく読めたと思っている。
ただ、今回の不合格にはちゃんと理由があると思う。
自分自身で振り返ると、以下2点に集約されるような気がする。
1)理解したつもりでも実は表面的な理解にとどまっている
ネットワークスペシャリスト試験に必要な知識が全体的に深く理解できていない点だ。
例えば、以下のような点だ。
・過去問題で出題されている内容は理解していてもそれを外れると太刀打ちできない
・テキストに記載されている内容を問題文に登場する課題などの解決に応用することができない
・わからない設問に対してエイヤーで解答してしまう(基礎知識を有効活用できない)
2)過去問演習でできたつもりになっていた
過去問演習で同じ問題を何度も解くと、解答プロセスとIPAの解答例が頭に叩き込まれる。
必然的に点数も右肩上がりになっていく。
これが落とし穴だったと思っている。
ネットワークスペシャリスト試験ともなると、過去問も非常に豊富でいろいろなケースの問題が出題されている。
ただ、実際の試験対策を行ううえではその一部を活用して対策を進めているに過ぎない。
実務経験があれば当然カバーできる内容だと思う。
しかし、私の場合は将来の自分のために準備することを目的にネットワークスペシャリスト試験の合格を目指している。
つまり、経験が乏しいのだ。
この中で特定の過去問題だけ得点が伸びていくと、何となく分かったような気になってくる。
でも、本試験では過去問題と同じ問題が出題されることは稀である。
結果、自分の辞書にない内容が出題された瞬間に太刀打ちできなくなる。
情報処理技術者試験の学習よりもその区分のエンジニアに必要な学習が必要
令和5年度 秋期 情報処理技術者試験ではエンベデッドシステムスペシャリスト試験を受験する。
ただ、この試験も午後Ⅰ試験で敗退続きである。
つまり、私にとってのスペシャリスト系試験において「午後Ⅰ試験が鬼門」となっているのだ。
このままではまた同じ失敗をしてしまう。
そこで本日からは少し学習方法を変えていこうと思う。
変えるって言ってもこれまでも的を射ていたと思うのじゃがのぉ~
インプット学習 < アウトプット学習 になっていること自体は良いと思っている。
しかし、情報処理技術者試験のテキストと過去問題の範囲での学習が90%以上を占めているのだ。
例えば、テキストを読み終えたらあとはひたすら過去問演習を行い、分からないところをテキストなどを利用して弱点克服してきた。
ただ、本試験は過去問題とは異なる題材が出題される。
その瞬間に太刀打ちできないということは、テキストと過去問題以外の関連する文献にも目を通しておくことが重要ではないかと考えた。
情報処理技術者試験は情報処理技術者試験のシラバスに書いてあることだけ完璧に理解しても合格できないと思いだしてきた。
なぜなら、知識と経験(または考え方)を問われるからだ。
だから、さまざまな文献にも目を通し、その試験区分に必要な知識を多角的に抑えることが必要ではと考えたのだ。
本来はお仕事などの実務経験+試験勉強が一番良い対策だと思う。
しかし、私にはそれができない。
だから、ネットワークスペシャリスト試験とエンベデッドシステムスペシャリスト試験はこの方法しかないとの結論に至った。
不合格は勉強する機会を追加で与えてもらえたということ
令和6年度 春期 情報処理技術者試験でリベンジする。
これまでも諦めずに積み重ねてきたことで結果を出してきた。
だから、過去の成功体験を信じて来年度もリベンジする。
今回合格できなかったことは本当に悔しい。
多くの時間を費やし、本気になって勉強した。
今度こそ合格できるのではという期待すら抱いた。
それだけに不合格は本当に悔しい。
でも、冷静に考えると「ネットワークに関する勉強時間を追加で与えてもらった」と考えることもできる。
きっと、「Y’sさんはもう少しネットワークの勉強を積み重ねることでより良くなれるよ」と言ってもらったような気がしてきた。
まとめ
改めて、今回合格された方は本当におめでとうございます!!!
今回残念ながら不合格となってしまった方は、私と一緒にまた頑張っていきませんか?
ということで今回のまとめをして締めくくりたいと思う。
- 3度目の正直にはならず不合格となってしまった
- 参考書は左門先生の本が一番わかりやすいと感じている
- 不合格になった理由は「表面的な理解」と「分かったつもり」の2点だと思われる
- 情報処理技術者試験の学習よりも組込みエンジニアとしての学習を!
- 不合格は勉強する機会をプラスで与えられたということ
- 4度目の挑戦は絶対にする!
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