7/3(木) 正午に、令和7年度 春期 情報処理技術者試験の合格発表が行われた。
見事合格された方、おめでとうございます!
残念ながら不合格となってしまった方、次回に向けて私と一緒に挑戦していきましょう!
5度目のネスペ試験、あと1点で散る

そういえば合格発表どうじゃったかのぉ~

あと1点足らずで不合格でした
今回で5度目となる挑戦だったネットワークスペシャリスト試験。
結果は、午後Ⅱで1点足らずの「不合格」という結果だった。

これまでは午後Ⅰ試験で敗退、令和6年度は午後Ⅰ試験で40点だった。
一方で、今回は午後Ⅰ試験で75点、午後Ⅱ試験も59点まで取れた。
そう考えると、大幅に得点が伸びて成長を感じることができる。
しかし、不合格には変わりない。
点数が伸びたことは喜ばしいが、あと1点で合格だったと考えると非常に悔しい。
改めて情報処理技術者試験の厳しさを思い知らされた。
また勉強できる機会を与えられたということで次回に向けて頑張っていきたいと思う。
それにしても、不合格体験記が増えていく、、、
ネットワークスペシャリスト試験の敗因分析

あと1点とは非常に残酷な結果じゃったのぉ~

本当に凹みますね、、、
今回の試験結果を受けて、敗因分析を行ってみたいと思う。
不合格原因①:解答表現が採点官の求めるレベルになっていない
令和6年度の不合格体験記の敗因分析でも述べたが、今回はこちらが一番の原因だと考える。
公式解答例を確認してもそこまで間違った方向性の解答は書いていない。
だからこそ大きく点数が伸びたと考える。
一方で、減点される要素が多かったとも感じる。
特に午後Ⅱ試験はそれが顕著だった。
極力減点されないようにするためには、必要な要素が含まれた端的な解答力が必要と感じた。
不合格原因②:足元をすくわれたセキュリティ問題
午後Ⅱ試験で問2を選択したが、まさかのセキュリティ問題が出題された。
直前には情報処理安全確保支援士試験も受験していたことから何とかなるだろうと感じていたが、基礎知識が曖昧だったこともありまるっと点数を落とした。
情報処理技術者試験は全試験区分でセキュリティに重きを置いている。
しかし、ここを落としたということはまだまだセキュリティの知識不足と言わざるを得ない。
バランスよく理解していないと安定した得点が得られないということを強く感じた。
不合格原因③:考えの甘さが出た
対策時も本試験もそうだが、総じて考えが甘い部分があるように感じる。
例えば部分点狙いで行けばいいやと考えて対策を進めると、結果として曖昧な学習になる。
間違いなく成長していると感じるものの、その成長スピードがカメのようにゆっくりなのだ。
量は十分にこなしているが、質にこだわるという点に甘さが出た。
来年度に向けての対策

悔しい気持ちは分かるが次につなげる動きをしなきゃじゃの~

落ち込んでいても何も進まないので前を向きます!
敗因分析の結果からみても、やはりネットワークの基礎知識や応用力がまだ足りていない。
ここまで積み重ねたものをさらに磨き、次こそは合格を勝ち取りたい。
今度こそは笑えるように、これから1年間しっかりと積み重ねていこうと考えている。
その積み重ね方として、大きくは以下3点で進めていこうと思う。
対策①:情報処理安全確保支援士試験対策を活用した学習の質の向上
こちらも昨年度午後試験で不合格となってしまった。
ネットワークやセキュリティの基礎知識の理解不足、採点官に刺さる解答方法、部分点狙いの中途半端な学習などが質を下げていた。
量をこなしているのに結果がついてこないのは、まさに質の部分だと感じる。
情報処理安全確保支援士試験対策を通じて、今一度勉強方法を見直し、量と質を兼ね備えた準備を進めていきたいと考えている。
対策②:セキュリティに関する基礎知識の向上
こちらも情報処理安全確保支援士試験対策を通じて理解を深めていく。
攻撃手法や対策方法、セキュリティ関連の文献の読み込み、ニュースなどを通じて、セキュリティインシデントにつながる経緯や脆弱性などをしっかりと押さえ、技術的にも人的にも対策が取れるようになる。
こうすることで、ネットワークスペシャリスト試験でセキュリティ問題が出題されたときに、確実に得点源にできるようになる。
対策③:苦手なルーティングプロトコルの克服
昨年度の対策でも掲げたが、OSPFやBGP、RIPなどレイヤごとのルーティングプロトコルが大の苦手分野である。
出題頻度も多いため、弱点克服しながら得意分野に引き上げていきたい。
ここら辺は基礎知識から習得しなおして、過去問演習をしながら応用力を身に付けていきたいと考えている。
対策④:IPSecやTLSに関する詳細仕様の理解深堀
暗号化や認証周りなど、ネットワークスペシャリストでもふんだんに出題される。
情報処理安全確保支援士試験対策を通じてセキュリティの基礎知識を抑え、そのうえでネットワークの基礎知識を抑えることを意識する。
そうすることで、ネットワーク面における課題を問題文から抽出しやすくなり、求められている解答を書けるようになると考えている。
このほかにも学びなおすことや理解の深堀が必要な部分はたくさんある。
しっかりとネットワークスペシャリスト試験で出題されやすいポイントを感じながら、難化傾向にあるネットワークスペシャリスト試験に合格できる力を身に付けていこうと考えている。
参考書籍

来年度に向けての質を高めるためにどうしていくのかの~

左門先生の書籍を中心にインプットとアウトプットを繰り返していきます!
情報処理安全確保支援士試験およびネットワークスペシャリスト試験対策で、セキュリティとネットワークの基礎知識の理解深堀と質の向上を目指す。
そのためには、良質なインプット学習と過去問演習を通じたアウトプット学習を繰り返す必要がある。
特に、過去問演習後の解説、基礎知識の学習においては、共にインプット学習が必要となる。
このインプット学習の質を向上させるために、以下のような参考書籍を活用していく予定だ。
これまでに積み重なった参考書を再び活用しながら、しっかりと理解を深めていく。
私の場合は、量をこなしたくなる気持ちが大きくなりがちだが、そこをぐっと抑えて問題文、解答、解説をしっかりと読込み、そこに登場する基礎知識のインプットを進めていく。
また、解答表現という点においても、短時間で問題文を理解し、何が問われているのかを把握する。
そして、インプットした基礎知識を応用しながら、採点官に刺さる解答を書けるように訓練する。
このような流れで学習を進めていこうと考えている。
ただ、いきなりできるスキルではないため、今秋受験予定の情報処理安全確保支援士試験対策の中でこの学習方法を取り入れながら、解答力を向上させていこうと考えている。
まとめ
今回は、令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験の不合格体験記と来年度に向けた対策などについてまとめてみた。
最後に本日のまとめを行いたいと思う。
- 5度目の挑戦だったが今回も不合格であった
- 不合格原因は応用力不足、基礎知識不足、刺さる解答が書けないなどである
- 来年度に向けた対策は、情報処理安全確保支援士試験の受験と基礎知識・応用力強化の継続
- 対策のために使用する書籍は、左門先生本とまさる先生本
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