4/21(日)は令和6年度 春期 情報処理技術者試験だった。
受験された方は、大変お疲れさまでした。
学習の成果がしっかりと出せた方、そうでなかった方、どちらもいらっしゃるかと思います。
合格することが一番ですが、学習のプロセスを通じて確実に成長しています。
次に向かって準備を進めましょう。
私の方は公私ともにかなり忙しく、ブログ更新ができてなかった。
この記事では、まず受験前日までの学習を振り返ってみたいと思う。
過去問演習をひたすら繰り返す
ひさしぶりじゃのぉ~
公私ともにとても充実しており、ブログに時間割けませんでした、、、
そうじゃったのか。では、これまでの学習状況を振り返ってもらえるかのぉ~
はい!
4度目のネットワークスペシャリスト試験。
これまで午後Ⅱ、午後Ⅰで敗戦し続けてきた。
これらの試験後の分析結果は、基礎知識の理解不足と応用力不足に尽きると考えていた。
この課題を克服するために、過去問演習とその後の解説読込みを十分に行った。
また、近年の午前Ⅱ試験は初見問題が多く登場する傾向にあったことから、過去に出題した問題は絶対に落とさないという気持ちで取り組まないと足元をすくわれると懸念していた。
これらを踏まえて、3月~4月までに実施した実績は以下のとおりである。
- 午後Ⅰ試験
- 令和3年度 春期 問1 8/12 (想定得点:70点前後)
- 令和3年度 春期 問1 11/12 (想定得点:85点前後) ※2回目
- 令和3年度 春期 問2 4/16 (想定得点:25点前後)
- 令和3年度 春期 問2 11/16 (想定得点:70点前後) ※2回目
- 令和3年度 春期 問3 5/14 (想定得点:35点前後)
- 令和3年度 春期 問3 8/14 (想定得点:55点前後) ※2回目
- 令和元年度 秋期 問1 10/13 (想定得点:75点前後)
- 令和元年度 秋期 問1 10/13 (想定得点:75点前後) ※2回目
- 令和元年度 秋期 問2 9/11 (想定得点:70点前後)
- 令和元年度 秋期 問2 10/11 (想定得点:85点前後) ※2回目
- 令和元年度 秋期 問3 9/18 (想定得点:45点前後)
- 令和元年度 秋期 問3 15/18 (想定得点:75点前後) ※2回目
- 平成26年度 秋期 問1 12/14(想定得点:85点前後)
- 平成26年度 秋期 問2 13/13(想定得点:100点)
- 平成26年度 秋期 問3 13/13(想定得点:100点)
- 午後Ⅱ試験
- 令和3年度 春期 問1 16/28 (想定得点:50点前後)
- 令和3年度 春期 問1 18/28 (想定得点:65点前後) ※2回目
- 令和3年度 春期 問2 11/27 (想定得点:40点前後)
- 令和3年度 春期 問2 16/27 (想定得点:55点前後) ※2回目
- 令和元年度 秋期 問1 14/27(想定得点:55点前後)
- 令和元年度 秋期 問2 24/29(想定得点:80点前後)
- 平成26年度 秋期 問1 22/25(想定得点:85点前後)
- 平成26年度 秋期 問2 20/23(想定得点:85点前後)
- 午前Ⅱ試験
- 令和5年度 春期 22/25 (正答率:88.0%)
- 令和4年度 春期 22/25 (正答率:88.0%)
- 令和3年度 春期 24/25 (正答率:96.0%)
- 令和元年度 秋期 23/25 (正答率:92.0%)
- 平成30年度 秋期 22/25(正答率:88.0%)
- 平成29年度 秋期 24/25(正答率:96.0%)
- 平成28年度 秋期 24/25(正答率:96.0%)
- 平成27年度 秋期 25/25(正答率:100.0%)
- 平成26年度 秋期 24/25(正答率:96.0%)
- 平成25年度 秋期 21/25(正答率:84.0%)
過去問演習後は、左門先生の「最も詳しい過去問解説シリーズ」を使用して極力あいまいな部分をなくしていくという気持ちで理解を深めた。
基礎知識強化の取り組み
昨年までの積み重ねの仕方からすると少し過去問演習が少ないのではないかのぉ~
さすが師匠!あることに気付き、勉強方法を少し変えてみました!!
昨年度までのネットワークスペシャリスト試験の対策は過去問をとにかく解いて、解説を読込み、その問題の理解力を高めるというやり方を続けていた。
これはこれで重要なことだと思っている。
過去問演習を繰り返すことで、問題文の細部にまで目がいきわたり、問題の背景や趣旨、求められている解答などが鮮明になるからだ。
しかし、このスタイルには1つ欠点があった。
それは、過去に出題された領域以外の初見問題では太刀打ちできないという点だ。
つまり、基礎知識に偏りが生まれてしまうのだ。
この点に気付き、より広範囲にわたって基礎知識を習得したほうが良いのではないかと考えた。
そこで、左門先生のネスペ「ワークブック」をこのタイミングから実施し始めて、試験直前までに一通りの基礎知識を整理するという戦術を採った。
この参考書は19章で構成されており、以下のような内容を記述式で答えさせるワークブックだ。
- LANとIPアドレス
- LANの冗長化
- MACアドレスとARP
- DHCP
- DNS
- TCPとHTTP、DoS攻撃
- メール
- ファイアウォール、IPS、WAF
- 無線LAN
- 音声とVoIP
- ルーティング
- VRRP
- WAN
- 負荷分散装置
- IPsecとGRE
- SDN
- セキュリティ
- プロキシサーバ
- ネットワーク管理
これらの内容は、ネットワークスペシャリスト試験に必要となる要素であることは間違いないのだが、過去に出題された問題を基準に作成されているところが非常にありがたい。
3月中旬から4月上旬にかけて、1か月程度でざっと基礎知識を学べたのが非常に大きかった。
このワークブックを一通り実施することで、午後Ⅰ試験や午後Ⅱ試験の基礎的な設問は簡単に答えられるようになる。
こうすることで難易度の高い設問に時間を費やせるようになり、解答の質も向上させられた。
総復習はYouTube動画をフル活用
基礎知識習得を中心に演習ばかりじゃったが、総復習などはしたのかのぉ~
今回はYouTubeの力を借りてざっと直前対策を行いました!
過去問演習→基礎知識習得による知識の底上げを進めてきたが、最後に総復習を兼ねて何かできないかと考えた。
ここで特定の過去問題を解くのも良いのかもしれないが、網羅性という観点では懸念がある。
そこで、まさるの勉強部屋チャンネルで「ネスペ直前対策」と「平成22年度の直前試験対策」18本の動画を一気に視聴した。
時間的には2~3時間程度で見れる分量だが、ポイントをノートに書き写しながら、試験会場で最後の確認用に要点まとめ集を作りながらインプットをしていった。
ルーティングが特に苦手だったこともあり、平成22年度の直前対策動画を視聴した。
それ以外にもREST APIや無線LAN、VLAN、DNS、TLS、ロードバランサ、システム監視などかなりの広範囲の部分を要点絞ってカバーしてくれている超優良動画である。
これらの学習計画で試験前日までを過ごした。
最後の総復習では、体力面、精神面に負担のかからないやり方が重要だと考えている。
最後の試験対策は休息すること
準備万端で望めてよかったのぉ~
はい!でも、最後の対策が残っています!
1日を通して行われれる本試験は、適度の緊張感の中で短時間のうちに大量の文章を読み、そこから設問に答えていかなければならない。
体調が合否を左右すると言っても過言ではないくらい、体調管理が重要な試験なのである。
4/20(土)は、夕方ぐらいには学習を止めてしっかりと休息する時間にした。
しっかりと食事をとり、お風呂に使って凝りを和らげて、しっかりと睡眠をとること。
これが最後の対策なのである。
まとめ
この記事では3月~4月の本試験前日までの学習状況についてまとめてみた。
今回の内容をまとめてみたいと思う。
- 過去問演習で午前Ⅱ試験、午後Ⅰ試験、午後Ⅱ試験対策を行う
- 午前Ⅱ試験は過去出題問題が本試験で出題された場合に絶対に落とさない心構えを持つ
- 午後Ⅰ試験、午後Ⅱ試験は演習後の解説読込みが重要
- 過去問演習だけだと偏りが出るため、広く満遍なく基礎知識のアウトプット演習を行う
- 直前対策は休息しながら総復習できる工夫が必要
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