12/25(木) 正午に情報処理技術者試験および情報処理安全確保支援士試験の合格発表が行われた。
結果は【合格】であった。
今回は情報処理安全確保支援士試験の合格までの道のりを振り返ってみたいと思う。
結果:合格

10月に受験した試験の合格発表どうじゃったのかのぉ~

無事に合格することができました!
令和6年度 秋期のリベンジマッチとして受験した情報処理安全確保支援士試験。
12/25(木) 12:00にIPAのサイトで合否結果を確認すると、、、

「合格」だった!!!
令和5年度のエンベデッドシステムスペシャリスト試験ぶりの高度区分での合格である。
平成23年度に情報セキュリティスペシャリスト試験に合格しており、2度目の合格となった。
今回の合格率のデータも同時に公開されたが、合格率が22.3%とのことであった。
直近で比べると少し高めの合格率である。
しかし、それでも5人に1人しか合格できない難関試験であることには変わりはない。

合格までの道のり

今回の試験はどのように対策したのかのぉ~

他の試験区分も活用しながら、過去問演習中心の学習を進めました!
令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験は、午後試験で5点足らずに不合格となった。
当時の振り返りの記事はこちら。
当時の敗因分析として、基礎知識の理解不足を挙げていた。
平成23年度に情報セキュリティスペシャリストに合格しているものの、セキュリティに関してはすごい勢いで進化している。
そういうこともあり、基礎知識から再習得する必要があると感じていた。
そこで、まずレベル2の情報セキュリティマネジメント試験を受験した。
当時の合格体験記がこちら。
情報セキュリティマネジメント試験の出題範囲はだいたい抑えられたので、そこから情報処理安全確保支援士試験の学習を積み重ねた。
学習方法は、以下の流れで行った。
- 参考書を用いた試験範囲全体のインプット学習
- 過去問演習
- 不正解問題や弱点分野の理解の深堀り
1.インプット学習
インプット学習で用いた参考書は以下の2冊である。
まさる先生のテキストはとにかく薄くて持ち運びが便利なのが良かった。
そして、試験範囲で重要となる部分を要点を絞って解説してくれているので、スキマ時間にピッタリの参考書となった。
そして、瀬戸美月先生の参考書はしっかりと基礎知識を隅々まで抑えるために活用した。
2.過去問演習
過去問はこちらの記事で紹介している通り、かなりの問題を繰り返し解いた。
過去問演習を行う上で徹底したのは、時間計測と紙に解答を書くということ。
時間計測することで自分のペースで問題文を読むという甘さを排除し、本番さながらに問題文の読み間違いを起こさないようにスピードと丁寧さを意識しながら解くことを繰り返した。
3.不正解問題や弱点分野の理解の深堀り
そして、最も重要なプロセスに位置付けていた理解の深堀を行った。
具体的には、問題を解いた後に自己採点を行う。
自己採点の結果、不正解となった設問やなんとなく正解となったような曖昧な設問、苦手だなと思う分野の問題を抽出し、そこから深堀が必要な箇所を明確にしていった。
深堀が必要な箇所は、左門先生の過去問解説本やまさるの勉強部屋を活用して理解の深堀を行った。
左門先生の過去問解説は、細部にわたり丁寧に解説されている。
そのため、過去問演習後に時間が確保できるときにしっかりと読込みながら理解を進めた。
一方で用語レベルや特定技術など、ピンポイントで学ぶ場合はまさる先生のYoutube動作(まさるの勉強部屋)を活用して理解を深めた。
試験を振り返ってみて改めて思うこと

合格という結果となったが、振り返ってみてどうじゃったかの~

午前Ⅱ試験がどんどん難化しているかなと感じました。
今回の試験を受験してみて改めて思うことがある。
それは、午前Ⅱ試験の難化である。
従来は、過去問題を暗記すれば相当な高得点を叩き出すことができた。
しかし、最近は他の試験区分も含めて新出問題や過去問題をアレンジして本質を理解しているかを問われる問題が非常に増えた気がする。
令和8年度からは、応用情報技術者試験および高度区分の試験もCBT方式となる。
CBT方式になることでどのような試験内容になるかは分からない。
IPAも以下のように、知識・技能の範囲や出題形式、出題数、試験時間に変更がないとのこと。

つまり、午前Ⅱ試験対策も今後は上記のような新出問題や過去問アレンジ問題などが出題されることが予想され、しっかりと対策を行わないと足元をすくわれる可能性があると考えている。
令和8年度に向けて

令和8年度からCBT方式に変わるとのことじゃが、次は何を受けるのかのぉ~

私にとって最難関のネットワークスペシャリスト試験を受験する予定です!
私にとっての最難関であるネットワークスペシャリスト試験を受験する予定である。
CBT方式に変わることだけがプレスリリースで公表されており、春秋(または夏冬)試験となるのか、年中すべての試験を受験できるのかまではわからない。
だが、まずはネットワークスペシャリスト試験を受験する予定である。
6度目となるネットワークスペシャリスト試験だが、また一から出直して今度こそ合格を掴みたい。
春秋(または夏冬)試験方式であれば、今回の合格で午前Ⅰ試験免除を2年間延長することができたため、他の高度区分試験または応用情報技術者試験を受験しようと考えている。
まとめ
今回は情報処理安全確保支援士試験の合格体験記についてまとめてみた。
最後に本日のまとめを行いたいと思う。
- 令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験に合格した
- 今回の情報処理安全確保支援士試験の合格率は22.3%
- 情報セキュリティマネジメント試験と組み合わせて対策を行った
- 過去問演習中心の学習だが、不正解問題や弱点分野の理解の深堀りがカギを握る



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