本日、令和4年度 春期 情報処理技術者試験の高度区分の合格発表が行われた。
私はネットワークスペシャリスト試験を受験したが、結果は「不合格」だった。
2回目の受験で合格を目指したが、午後Ⅱ試験で合格基準を満たすことができなかった。
令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験は不合格、、、
今回のネットワークスペシャリスト試験はどうじゃった?
残念ながら午後Ⅱ試験で不合格でした。
初受験の令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験も午後Ⅱ試験で不合格だった。
しかも午後Ⅱ試験の得点が前回と1点しか違わなかった。
分析するに、午後Ⅰ試験の基礎的な部分は理解できるレベルにあるが、午後Ⅱ試験のより実践的な事例解析が苦手ということが証明された。
今回のネットワークスペシャリスト試験の合格率は「17.4%」と高かった。
前回の合格率は「12.8%」ということもあり、難易度的にもやや易しかったのではと推測する。
この合格率からも今回結果で午後Ⅱ試験が改善の余地ありとのメッセージなのだろう。
敗因分析
試験は来年度もある!次じゃ、次じゃ。ただ、振り返りはしっかりすべきじゃ。
確かに2年連続で午後Ⅱ試験で不合格。点数も伸びていないな。
旧ブログサイト「積み重ねを続けて、いつか大きな夢(資格)をつかもう!!」で学習記録を読み返してみた。
結論から言うと、「午後Ⅱ試験の対策不足」と「採点官が期待する解答が書けていない」のではと分析する。
学習時間や問題量という観点では、午後Ⅱ試験の対策も十分やっている。
しかし、問題はその「質」のように感じる。
午後Ⅰ試験と午後Ⅱ試験の決定的な違いは、問われる範囲の広さだと個人的に思っている。
午後Ⅰ試験はある特定の技術を中心に問われるように感じる。
一方で午後Ⅱ試験は設計、実装、テスト、課題、対策、運用などいろいろな領域から総合的に問われるように思える。
つまり、午後Ⅱ試験の方がより広範囲において経験と知識を駆使した解答の組み立てが必要なのだ。
では、私はどうだったかというと、午後Ⅰ試験の延長線上で午後Ⅱ試験の過去問演習を実施することが精一杯であった。
自己採点した後も設問で問われた各領域のインプット学習や似たような事例の文献を調査するなどが不足していたからこのような結果になったと思われる。
あと、もう1点。
それは、自分では公式解答例のように記述していたつもりになっているだけで、実は採点官にはそのように伝わっていないということである。
ここだけは確証がない。
ただ、部分点を獲得できていればもう少し点数がもらえているはずであり、40点台という結果だとその部分点すら獲得できていないと思えるのである。
使用した参考書は左門先生のネスペシリーズ
左門先生の4つの書籍を使用した。
まずは「インプット学習」用にネスペ教科書第2版を購入した。
この書籍に切り替えてから、非常にわかりやすい説明により理解が大幅に進んだ。
過去問は3年分確保するために、少し古い平成26年度、平成27年度、平成29年度の問題集を購入した。
この書籍は1冊で1年分の午後Ⅰ試験と午後Ⅱ試験を徹底的に解説されているのが特徴である。
それこそ、問題文から解答の解説に至るまでかなり詳細に説明されている。
本当にわからない箇所がしっかりと理解できるので、今までなんとなく読んでいた問題文も少し深く理解しながら読むことが出来るようになった。
これにより、ネットワークに関する知識の幅が広がったと思う。
実際に、今回の午後Ⅰ試験は問題文もある程度詳しく理解でき、解答も自信をもって書けた。
前回の午後Ⅰ試験では味わえなかった感触であり、「得点できればいいな」ぐらいでしかなかった。
そういう意味でも間違いなく成長できたと思っている。
ただ、午後Ⅰ試験のノリで午後Ⅱ試験も対応できると思っていたが、これは大きな間違いということが今回の結果を受けて思った感想である。
令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験に向けて
まずは秋期のエンベッドシステムスペシャリスト試験に向けて頑張ろうと思う。
このネットワークスペシャリスト試験午後Ⅱ試験敗退原因はこちらにも通じるものがある。
よって、午後Ⅱ試験の学習の質を高めるために、従来よりも早めに取り掛かる計画に変更する。
そして、問題文、設問、解答をベースに自己採点してみてなんとなくあっていた問題やわからない問題について、参考書だけでなく様々な事例や文献も参考にしながら積み重ねを続けていきたいと思う。
この訓練が習慣化されれば、令和5年度 春期のネットワークスペシャリスト試験にも活かせる。
この作戦で今年度は学習を取り組みながら積み重ねを続けていこうと決意した。
最後に、今回の試験で合格を勝ち取られた方、本当におめでとうございます!
是非、次のステップに向けて一緒に頑張りましょう!
今回は残念ながら不合格になってしまった方。
現状に一喜一憂したくなる気持ちも分かりますが、結果はもう変わりません。
是非、今回の不合格を良い経験として次につなげられるように一緒に頑張りましょう!
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