.com Master ADVANCEを受験することにした

令和6年度 春期 情報処理技術者試験はネットワークスペシャリスト(以下、ネスペ)試験を受験する予定である。

前から気になっていた.com Master ADVANCEについて調べてみると、ネスペ対策につながることが分かった。

ネスペ対策の一環として.com Master ADVANCEを受験することにした。

今回はこの資格試験の試験情報や受験動機、学習方法、学習計画を紹介しようと思う。

.com Master ADVANCEとは

.com Masterは、NTTコミュニケーションズ社が主催するベンダー資格である。

この資格は目的に合わせてBASICとADVANCEの2つの区分に分かれる。

私が今回受験するADVANCEは、さらにシングルスターとダブルスターに分かれ、ICT活用をサポートできる中・上級レベルの資格である。

受験者像は、情報システム部、システムエンジニアなどを対象としている。

まずは、試験要項を簡単にまとめてみよう。

詳細は公式HPを参照してみよう。

.com Master ADVANCEの受験動機

.com Master ADVANCEは、以下4点の内容から出題される。

具体的には、OSI基本参照モデル、TCP/IP、イーサネット、IPv4、IPv6、有線・無線LAN、ルーティング、3ウェイハンドシェイク、HTTPやDNSなどの各種プロトコル、IPsec、IDS/IPS、ランサムウェア、ウォータフォールモデル、アジャイル開発、トラブルシューティング、法令・・・など非常に広範囲から出題される。

しかも特定の製品に特化した資格ではなく、一般的な知識体系として問われる。

つまり、この試験は出題方針や出題内容含めて、ほぼネスペと変わらないのだ。

強いて言うならば、午後試験の記述式や事例解析が全て多肢選択式になっているぐらいである。

多肢選択式で解答していくこの試験に合格できなければ、ネスペ試験の合格は程遠いと考えた。

まずは、.com Master ADVANCE ダブルスターに日程されるように学習を進める。

この学習を通じて、ネットワークの基礎知識を固めながら理解を深める。

そして、合格・認定されることで、成功体験を積み重ねる。

合格癖がついた状態で来年4月のネスペ試験に臨み、そのまま合格という流れを作りたいと考えている。

.com Master ADVANCEの学習方法

ネスペ対策の一環として受験するとはいえ、ネスペ対策用の参考書ではカバーできない部分がある。

そこで、以下の2つの参考書を利用して学習を進める。

この書籍は非常にわかりやすい。

ネスペ対策用の参考書を少し易しくしたような参考書である。

初学者にも非常にわかりやすく体系立ててまとめられており、読みやすい。

しかも、この参考書には200問を超える演習問題と模擬問題まで掲載されている。

非常にコスパの良い参考書ではないかと個人的に思っている。

もう1冊は、ネスペ対策でも使用しているマスタリングTCP/IP入門編である。

前述のとおり、.com Master ADVANCEの参考書は少し易しめにまとまっている。

ネットワーク実務経験が乏しい私からすれば、分かりやすい点は非常にありがたい。

しかし、より詳細な内容を理解する際にはこの書籍を使用して補完する必要がある。

その補完教材として役に立つのがマスタリングTCP/IP入門編である。

以下のようなイメージで段階的に理解の深堀ができればと考えている。

　.com Master ADVANCE参考書　→　マスタリングTCP/IP入門編　→　ネスペ参考書

ネスペ対策時に「読み飛ばしていた」または「分かったつもりになっていた」部分を抽出し、抽出した部分の領域の理解をこの資格試験を通じて深めることでネスペ対策につなげるという戦略である。

.com Master ADVANCEの学習計画

ゆっくりと受験対策を進めると、ネスペ対策に影響を与える。

そのため、.com Master ADVANCEは12月中にインプット学習とアウトプット学習を済ませる。

そして、1月上旬には受験するという計画で進めようと考えている。

ざっくりとしたスケジュールは以下のような感じだ。

＊＊＊　学習スケジュール　＊＊＊

　12/4～12/10　インターネットの仕組みと関連技術

　12/11～12/17　インターネット接続の設定とトラブル対処

　12/18～12/24　ICTの設定と使いこなし

　12/25～12/31　セキュリティ、ICTの活用と法律

　～2024/1/14　.com Master ADVANCE受験

まとめ

今回は.com Master ADVANCEに関する情報や受験動機、学習方法、学習計画をまとめてみた。

最後に今回のまとめをしたいと思う。